2004年12月、慶尚南道密陽市の男子高校生ら40人に性的暴行を受けた、当時中学生だったパク・スジンさん(仮名)=女性=が、学校と社会からの冷遇の末に家出していたことが分かった。一方、加害者の学生たちは特別な刑事処罰を受けることもなく、ほとんどが普通の生活を送っている。 MBCテレビは16日放送の番組でこの集団暴行事件後の被害者の苦痛を取材、加害者は普通の生活を送っているのに対し、被害者は身を隠して生活せざるを得ない現実を報じた。 番組内容によると、スジンさんは捜査過程から加害者の学生たちの両親や捜査当局により多くの苦しみを味わったという。事件の発端は2003年6月、スジンさんの妹が電話番号を間違ってある高校生と電話で話をしたことから始まった。 その後スジンさんは妹と共に密陽へ遊びに行った際、地元の高校生たちから旅館で集団による性的暴行を受けた。 その後も加害者の学生たちはスジンさ
日本の政府省庁の大部分と47都道府県の庁舎には、「記者クラブ」(韓国の記者室)が存在する。日本では記者クラブの「閉鎖性」などが問題視され、運営改善を求める声が高まった。しかし、記者クラブ自体の閉鎖を政府が検討したことはない。 日本新聞協会の記者クラブに対する見解は、「情報公開に消極的な議会、官庁に対し、結束して情報公開を要求する役割を100年余りにわたり行ってきた。言論・報道の自由と国民の知る権利のため、記者クラブの存在意義は変わっていない」というものだ。日本新聞協会は1997年、記者クラブの設置目的を「取材活動の拠点」と再定義した。 日本政府の省庁は、この方式に沿って記者クラブに接している。例えば、外務省の記者クラブである「霞ヶ関クラブ」は、各マスコミ別に4人から6人の記者が会員として登録しており、外務省関係者らが随時に記者クラブで公式ブリーフィングを行っている。また、日本銀行内の「
最近ウリ金融持株会社の会長に就任した朴炳元(パク・ピョンウォン)元財政経済部次官は、官僚の世界では有名な理論家だった。朴会長は財政経済部の官僚だった頃、時として記者団とも討論を交わすこともあった。 ある時、朴会長は「大韓民国は毛沢東に感謝しなければならない」と語り、記者らを驚かせた。そしてその真意を問う質問に対し、朴会長は「中国の発展の足を引っ張ってくれたからだ」と答え、韓国の現代史がいかに幸運に恵まれていたかを強調した。 「毛沢東が文化大革命(1966-76)を引き起こしていなければどうなっていただろうか。巨大な中国がいち早く成長の軌道に乗っていたら、韓国の居場所などなかったはずだ。文化大革命にかまけて10年以上も停滞してくれたおかげで、韓国が現在の位置にいられるのではないか。だから当然感謝しないと」 文化大革命により韓国と中国は出だしから差がつくようになった。そして韓国は中国より
『ノルウェイの森』『海辺のカフカ』をはじめとした作品で韓国でも厚い読者層を持つ日本の小説家・村上春樹(写真)。この村上春樹文学に対し、「村上春樹が文学を通じ、帝国主義日本の過去に免罪符を与えようとしている」との批判が提起された。またこうした主張は、戦争被害国ではなく、加害国の学者により提起されたという点で、より注目を集めている。 先月30日から31日にかけ、高麗大100周年記念館で高麗大と東京大の共同主催で開かれた「東アジアで村上春樹を読む」シンポジウムに参加した小森陽一東京大大学院教授(言語情報科学)は、「記憶の消去と歴史認識」という主題発表で、「『海辺のカフカ』がヒットした背景には、日本の社会構成員らの集団的無意識の欲望と作家の文学表現が結合した極めて危険な転向の姿がある」と主張した。 小森教授は昨年にも日本で、『村上春樹論-『海辺のカフカ』を精読する』という著書を発表したことがあ
大阪にあるS銀行に10年勤める持田晴美さん(32)。独身の彼女は月22万円の収入のうち15万円だけを使い、7万円は貯金する。年2回、120万円のボーナスも全額貯蓄する。現在、彼女の貯金は1000万円にもなる。2002年からは海外旅行に行くのももやめた。彼女は「それまでは毎年1回ずつ海外旅行したけど、老後のことを考えると貯金が足りない気がして支出を切り詰めている」と話す。 一方、韓国の独身女性、グラフィックデザイナーのチャンさん(35)の生活ぶりは対照的だ。彼女の給与は300万ウォン(約37万3000円)で、持田さんより約15万円も多い。だが貯金は年金保険の1500万ウォン(約186万円)のみで、持田さんの5分の1にもならない。 チャンさんは今月初め、友人と一緒に6泊7日の日本旅行を楽しみ、140万ウォン(約17万4000円)使った。 東京の人気レストランを食べ歩くのに30万ウォン(約3
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