(写真)衝突現場海域で、亡くなった釣り船の船長に花束と酒を手向けて故人をしのぶ栗栖紘枝さん=7日、阿多田島 海上自衛隊の大型輸送艦「おおすみ」が広島県沖の瀬戸内海で昨年1月に釣り船「とびうお」に衝突、船長ら3人が死傷した事故の遺族らは7日、現場海域で現地調査しました。 衝突現場では亡くなった高森昶船長と同居していた栗栖紘枝さん(71)が日本酒と花束を投げ入れ、高森さんをしのび、真相究明への決意を新たにしました。 調査は、遺族や衝突で海に投げ出されながら助かった釣り客はじめ支援者でつくる「真相究明を求める会」がよびかけたもの。国の運輸安全委員会が2月9日に公表した報告書の問題点について検討を加える緊急報告集会(8日)にさきがけて実施しました。 調査は、釣り船の右転が衝突の原因とする運輸安全委員会の報告書に沿ってチャーターした釣り船を走らせて、釣り客の「とびうおは右転していない」「おおすみが斜
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