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ブックマーク / tmasui.blogspot.com (4)

  • ユビキタスの街角: 赤白の遮断器

    踏切の遮断棒が見えにくく事故が多いということで、 黒と黄ではなく赤と白の遮断棒が導入されつつあるらしい。 写真の左側が赤白の遮断棒なのだと思うが、私のような赤緑色盲の人間にとってこれは非常に見えにくい。 赤緑色盲の人間は赤と茶色や緑の区別がつきにくく、 街中にも山中にも白/緑/茶色のものは沢山あるので、赤白の棒は昼でも夜でも風景の中で全く目立たない。 新しい遮断棒は太くもなっているようだが、もとの黄色と黒の棒を太くした方がはるかにマシに感じられる。 色盲でない人間にとって赤白が目立つのであればそれを導入するのは結構なことだが、そのため苦労する人が出るようでは困る。 この変更については日色彩研究所という財団法人がアドバイスしているらしいので 掲示板で質問したところ一応回答を貰えたのだが、 幅広い人間に対して見やすさを実験したわけではないようだし、 「赤はご指摘の通り、赤緑色盲の方に取っては

    walkinglint
    walkinglint 2007/02/16
    っていうか少し前にバシッとぶつかっちゃったが > なぜちゃんと実験もせずにこのような変更を推奨しているのかわけがわからない。
  • ユビキタスの街角 データ圧縮手法の応用

    PPM (Prediction by Partial Matching)というデータ圧縮アルゴリズムがある。 一般に、あるデータ列が与えられているとき、次に来るデータを予測することができればデータ圧縮を行なうことができる。 データ列から判断して次に来るデータが「a」だと確実に判断できるときは「a」を記述する必要が無いからである。 PPM法では、既存のデータ列中の文字列出現頻度を計算することによってこのような予測を行なう。 たとえば「abracadab」というデータの次にどの文字が来るか予測する場合、 「a」は4回、「b」は2回出現している 「b」の後に「r」が続いたことがある 「ab」の後に「r」が続いたことがある ... といった情報を累積して確率を推定する。 この場合、 (3)から考えて次の文字は「r」である確率が高いが、 (1)も考慮すると「a」の確率もある、という風に計算を行なう。

    walkinglint
    walkinglint 2007/02/15
    > じゃんけんのような勝負において相手の次の手を予測するのにも利用できるはずである。 ちょっと作って実験してみたところ、長く勝負すると必ず負けてしまうので、確かに効果的な予測が行なわれているのだろうと
  • ユビキタスの街角: 石井裕氏の紹介番組

    NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」の石井裕氏の回を見た。 石井氏は非常に攻撃的な人物で、ビデオの中でも相変わらずエネルギッシュなご様子だったが、 スタジオでは何故かおとなしくされていた。 MITで先生をやるのは実に大変そうである。 学生は総じて優秀だから指導が大変ということは少ないかもしれないが、 tenureや資金ゲットのプレッシャで気が狂いそうである。 石井氏はふだん 普通のPCや紙を仕事に使っているようで、 家でもオフィスでもTangibleなシステムが全然活用されていないようなのが残念だった。 新しくて論文になりそうなものだけに注力しており、 実用的なものを作って使うことにはあまり興味が無いのかもしれない。 石井氏がTngible Bitsを言いだした頃はひとつのアイデアを実装するのは大変だったし、 頑張って作ったシステムを論文にすることも比較的容易であったが、 最近はカメラ

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    walkinglint 2007/02/13
    > また石井氏は番組中で屈辱感が重要だとか言ってようだが、それはいかにも不健康であり、万人に勧められるようなものではないだろう。できれば悠々といきたいものである。
  • ユビキタスの街角: 油断ならない商売

    トヨタのディーラーで新車を買ったら以下のような$1500の追加保証を勧められた。 3年の間、軽微な故障に対する修理がすべて無料になる 保証を利用しなかった場合は3年後に全額返却される 一見お得に聞こえるが、よく考えるとこれは全く得とは思われない。全額返金されるのはこの保証を全く利用しなかった場合に限るので、軽微な故障の場合はこの保証を使わず自腹で修理する可能性が高いだろう。このように保証を利用しなかった場合や全く故障がなかった場合も別にユーザが得をするわけではなく、貸してた金が無利子で返ってくるだけの話である。要するに、3年間の小さな故障の蓄積が$1500を越えた場合のみこの保証が得になるわけだが、 10年落ちのボロ車でも部品の修理に大きな金がかかることは稀であるし、トヨタの新車の部品が3年間に$1500ぶん以上故障する可能性は非常に低いため、この保証によりユーザが得をする可能性は限りなく

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    walkinglint 2006/12/31
    > ユーザの心理を操作して付加的な部品や保証を買わせることによって利益をあげようとしているのであろう。そういうディーラーの気持ちはわからないでもないが、ユーザの計算能力不足/勘違い/油断につけこんだ商売
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