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ブックマーク / gordias.hatenadiary.org (7)

  • 英語の支配の件 - G★RDIAS

    北海道大学の国際集会で感じたことがある。いま、応用倫理関連の共通語は英語である。だから私もずっと英語の勉強は続けている。また英語が共通語になっているおかげで、学会に来ていた欧州や台湾アフリカの人たちともコミュニケーションできるというのはすばらしいことである。 が、同時に、英語帝国主義の問題はやはり避けては通れないという思いも強い。まず、英語が会議の言語なので、まず米国らの英語ネイティブの人たちの話す英語があまりにもスピードが速く、非ネイティブには着いていくのがやっとである。その結果、どういうことになるかというと、議論の基的な方向性が米国人を中心とする英語ネイティブの人々によって決定されてしまうのである。また、彼らの英語が分からないときに、彼らがそれを言い直すということは、こちらがあえて尋ねないかぎり起きない。そして私の経験上、米国から来ている学者の多くは、自分の英語にまわりが合わせて当

    英語の支配の件 - G★RDIAS
    walkinglint
    walkinglint 2007/11/28
    > その結果、どういうことになるかというと、議論の基本的な方向性が米国人を中心とする英語ネイティブの人々によって決定されてしまうのである。
  • ロボットとの愛とセックス - G★RDIAS

    Love and Sex with Robots: The Evolution of Human-Robot Relationships 作者: David Levy出版社/メーカー: Harper発売日: 2007/11/01メディア: ハードカバー クリック: 115回この商品を含むブログ (7件) を見る 以前のエントリー「女性型ロボットへの性的欲望の未来」で、女性型ロボットとのセックスについてみなさんにお聞きしたが、今年の11月に、ずばりそれをテーマにした英語で出版されて、世界で評判を呼んでいるようだ。この著者は、人工知能の研究者で、人間とロボットのセックスはもうすぐ可能になるし、その先には、人間とロボットの結婚という事態が生じるだろうと言っている。それを最初に認めるだろうのは、米国のマサチューセツ州だろうと言う。そもそも、人間がロボットに愛情を感じるように、ロボットをプログラ

    ロボットとの愛とセックス - G★RDIAS
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    walkinglint 2007/11/28
    > そもそも、人間がロボットに愛情を感じるように、ロボットをプログラミングするのは可能だから、結婚する人も出てくるだろうと。
  • youtube にみる哲学者・思想家たち - G★RDIAS

    youtube には、哲学者・思想家の動画がアップされている。以下に検索リンクの表示を挙げておきます。 Martin Heidegger At His Freiburg House(ハイデガーの自宅映像) バートランド・ラッセル(1872-1970) http://www.youtube.com/results?search_query=Bertrand%20Russell&search=Search マルティン・ハイデガー(1889-1976) http://www.youtube.com/results?search_query=Heidegger&search=Search エーリッヒ・フロム(1900-1980) http://www.youtube.com/results?search_query=Erich+Fromm&search=Search ジャック・ラカン(1901-1

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  • 不毛なセックス - G★RDIAS

    先日、ある議論の場*1でセックスの話になった。ヘテロ女子同士の会話で、「セックスって、不毛じゃない?」という話になった。 付き合い始めたときには、新鮮でセックスにのめりこむこともできる。しかし、長く同じ相手とセックスしていると、セックスの間中、意識を集中することができなくなる。そこで、想像力をめいいっぱい働かせて、「今、私はこういう状況にある」と妄想することによって欲情する。要するに、目の前の男のことは、見ないようにしながら、刺激だけを受け取ろうとする。そうすると、いちいち注文をつけないといけない生身の男よりは、自分で刺激を調整するほうが楽でいい。よって、オナニーのほうが楽でいい。でも、お付き合いがあるので、セックスするんだけど、「なんか、そのときのセックスって、不毛だよね」という話になった。 でも、こういうことを言うと、「当のセックスの良さを知らないからだ」「慣れてないからだ」「トラウ

    不毛なセックス - G★RDIAS
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    walkinglint 2007/09/14
    > ところが、セックスの場合、「不毛でないセックス」を経験できないことが、少なくない。特に、長く付き合う相手と「不毛でないセックス」を経験できない可能性は、(私が最初に見積もっていたより)断然多いようだ
  • 坂東眞理子「女性の品格」 - G★RDIAS

    発売直後に、殺しの人*1が書いたのかと思ったけれど、別人だったので、印象に残っている。随分売れているようなので、ぱらぱら読んでみた。 女性の品格 装いから生き方まで (PHP新書) [ 坂東眞理子 ] ジャンル: ・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 新書 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 777円 いわゆる礼儀・マナーについて説いたなのだけれど「無料のものをもらわない」という一説があってびっくりした。無駄なものは、溜め込まないようにすべきらしい。私は試供品*2が大好きだ。特に、化粧水やクリームのサンプルは、タンスに入れておいて、旅行の時に持っていく。「もったいない」精神派の人からみると、どうなのでしょうか。 それから、真面目に批判したい点もある。最後のほうに「権利を振りかざすことは品格に欠ける」というような内容があった。女性の育児休暇や男女雇用機会均等法などは、さまざまな人

    walkinglint
    walkinglint 2007/09/13
    > それをぬけぬけと使っておいて、自分はスムーズに行くからと、「権利を振りかざす」人を貶めるのは、結果の掠め取りではないか。
  • 暴走する九鬼周造先生 - G★RDIAS

    私が真の哲学者に感じるのは、一種の「暴走感覚」だ。ニーチェの暴走感覚はまた格別だが、フロイトやフーコーにもそれを感じる。日では、なんと言っても九鬼周造だろう。私は、日の哲学者では彼にいちばん才能を感じるのだが、それは私が九鬼の暴走に惚れ込んでいるからにちがいない。 九鬼の代表作のひとつに『「いき」の構造』がある。 「いき」の構造 他二篇 (岩波文庫) 作者: 九鬼周造出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1979/09/17メディア: 文庫購入: 15人 クリック: 50回この商品を含むブログ (90件) を見る 九鬼は「いき(粋)」とは何かを哲学的に考察する。九鬼によれば「いき」とは、「媚態」というものが、武士道にもとづく「意気地」と、仏教にもとづく「諦め」によって、完成させられたものだ。九鬼曰く、「いき」とは「垢抜けして(諦)、張りのある(意気地)、色っぽさ(媚態)」である(29頁

    暴走する九鬼周造先生 - G★RDIAS
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    walkinglint 2007/04/27
    ふふふ それだけじゃないよな... > 論理分析という装いを取ってはいるものの、この本の最大のおもしろさは、「俺が「いき」だと言うから、これが「いき」なのだ、文句あるか!」という九鬼の暴走感覚にある。
  • ロリコン化する社会雑考 - G★RDIAS

    以前に、ロリコン化する社会について警鐘を鳴らすエッセイを「朝日新聞」大阪版に書いた。全文は↓で読める。 http://d.hatena.ne.jp/kanjinai/20060121/1175002703 ところが、この「朝日新聞」自体が、ロリコン化を推し進めている感がある。私の記事が載ったすぐあとの新年号の特集「12歳」では、いきなり紗綾を肯定的に紹介(これは朝日新聞東京社配信の全国版。ちなみに私の上記記事は東京版にアプローチするも掲載されなかった)。 今年の3月には、「朝日新聞」大阪版で、「美少女キャラ 役所も萌え」という記事が掲載された。 http://www.asahi.com/culture/news_culture/OSK200703010061.html この記事読んでも、なんか「萌え」の肯定面・健康面のみを強調したもので、その裏にへばりついているロリコン・ペドフィリア的側

    ロリコン化する社会雑考 - G★RDIAS
    walkinglint
    walkinglint 2007/04/02
    あはは > マスメディアの場ではみんなでよってたかって、そんなものはないことにしているところのものなのである。
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