佐賀県武雄市議会は24日、臨時議会を開き、牟田勝浩議長が議長を辞任しました。議長辞任は全会一致で承認されました。牟田氏は、米海兵隊を「殴り込み部隊」と指摘した日本共産党の江原一雄議員に対する不当「懲罰」の強行(3月28日)を主導、市内外から民主主義を破壊する暴挙と批判を浴びていました。 牟田氏は辞任の理由について「この2年間に江原議員と保守系無所属の議員に対し、合わせて2回『懲罰』を可決したことに責任を取る」としています。 小池一哉副議長も辞任しました。 江原一雄議員は「今回の正副議長の辞任は3月定例議会での私に対する出席停止(1日間)『懲罰』を可決強行したことが、憲法の保障する言論の自由や市民の知る権利を守るたたかいのなかで、市民の反撃を受け、正副議長としての職責を逸脱したことを事実上認めたものです」と話しています。
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