プロ野球楽天の田中将大投手の移籍先が、米大リーグの名門ニューヨーク・ヤンキースに決まった。契約は日本選手最高の7年総額1億5500万ドル(約161億円)にのぼる。 大リーグでも投手で史上5番目の巨額契約という。サッカーでも、日本代表の本田圭佑がイタリアの名門ACミランと契約し、「10番」を背負ったばかりだ。 過去には野球もサッカーも、大金を投じて全盛を過ぎた海外の元一流選手を国内リーグに呼び寄せた時期があった。いまや世界のビッグクラブが、エース候補として日本の若き才能の招聘(しょうへい)に未来を託している。日本の若者はすごいぞと、誇りに思いたい。 今季は田中の同僚となるイチローは「ヤンキースがどんなオファーを提示したか、ということよりもこのオファーを受けたことへの覚悟と自信に敬意が払われるべきだろう」とコメントした。 ミランが用意した複数の背番号から、あえてエースナンバーを選んだ本田の「覚