大阪市交通局が800万円を支払った地下鉄駅構内でのイベントが中止になった問題で、橋下徹大阪市長は6日、「損害であったことは間違いない」と記者団に語った。イベントは藤本昌信局長の知人と関わりのある会社と随意契約を結んでおり、橋下氏は「認識が甘すぎる。入札等監視委員会でしっかりチェックしてもらう」と述べ、調査に乗り出す意向を示した。 このイベントは、昨年10月に地下鉄御堂筋線の心斎橋駅構内に芸術作品を展示し、終電後にカクテルパーティーを行う内容。交通局は昨年5月、こうした企画を提案してきた局長の知人と関わりのある市内のイベント制作会社と800万円の随意契約を結んだ。 これに対し、橋下氏は「民間企業では当たり前なのかもわからないが、僕は随意契約廃止という大原則を掲げている」と指摘。「企画内容がここ(の会社)しかできないというのは理由にならない。自分の知り合いに安易に頼むのは非常に甘い態度、ふるま
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