日教組の新年の集まりで話をする民主党の輿石東氏(中央)と細野豪志幹事長(右)=10日午後、東京都千代田区、白井伸洋撮影 【南彰】民主党の細野豪志幹事長は10日、日教組の賀詞交換会に出席し、夏の参院選での支援を求めた。細野氏が連携先として挙げる日本維新の会は、労組の支援を受ける民主党を「交わるには遠い」と突き放しており、民主と維新両党との連携はハードルが高そうだ。 細野氏は交換会で「皆さんと一緒に作ってきた政策は間違っていなかった。力を合わせて選挙戦をたたかいたい」と日教組幹部に頭を下げた。日教組出身の輿石東参院議員会長も「日教組と聞けば、鳥肌が立つという人がいる。そういう人たちにもご理解頂くことが勝負だ」とあいさつした。 日教組は2007年の参院選で比例区の組織内候補が約22万票、10年参院選でも約14万票を集めた。一方、民主党は生き残りをかけ、参院選で維新との共闘を模索している。党