鹿児島県の三つの離島からなる三島村と本土を結ぶ村営船の定期航路について、国土交通省は、10月から拡充することを許可しました。国会質問で、本土との定期航路増便を求めていた日本共産党の塩川鉄也議員に対し5月25日、同省海事局の新垣慶太課長が報告しました。 「海の国道」 三島村の離島は、鹿児島市から南西100キロ~150キロにある竹島、硫黄島、黒島で、人口は372人(5月1日時点)。現在、3島と鹿児島市を結ぶ村営船が週3便を限度に運航。10月からこのうち月1便が最西の黒島から枕崎市(本土)まで延伸され、本土への航路が増えることになります。 塩川氏は3月6日の衆院予算委員会で、三島村の住民が急病時などの不安を抱えていることを紹介し、「本土と村を結ぶ航路の1日1便の運航という村の要望に応えるべきだ」と強調。離島を抱える自治体でつくる全国離島振興協議会が、離島航路を「海の国道」と位置づけ、全航路への支
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