日本アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会(日本AALA)は24日、東京都内で創立60年・バンドン会議60周年記念シンポジウムを開きました。日本、中国、韓国、インドネシア、ベトナムの6人のパネリストや国内外からの参加者が東アジアにおける平和、協力、繁栄の東アジア共同体の構築にむけた展望を語りました。 共同体構築の課題として、パネリストの各氏が共通して語ったのは、「信頼と相互理解」でした。 インドネシア・ハビビセンターのアルムタキASEAN(東南アジア諸国連合)研究計画責任者は、平和の共同体構築への障害として、この地域における「信頼の欠如」を挙げ、「歴史が私たちに教えるのは、50年以上前、同様の危機的状況に苦しめられた東南アジアが、2015年にASEAN共同体の設立を迎えるという事実だ」と強調。ASEANが取り組んできた対話と外交による紛争の平和的解決、すべての当事者を排除しない包括的な
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