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ブックマーク / mdebugger.blog88.fc2.com (11)

  • media debugger - 大日本帝国bot――加藤陽子×佐藤優×福田和也(前編)

    以前、扶桑社の「超世代文芸クォリティマガジン」こと『en-taxi』(慶應義塾大学・福田和也ゼミの同人誌的自称クォリティマガジン)で連載中の加藤陽子・佐藤優・福田和也の鼎談を紹介したが(「加藤陽子、「天皇は戦争責任の被害者」史観を語る」)、このシリーズ「歴史からの伝言」の最新号(2011年春号)が凄いことになっている。鼎談のタイトルは「危機下の宰相――原敬と「おとな」の政治」(「Series 歴史からの伝言 vol.5」)。タイトルから予想されるように福島原発「事故」後の情勢を踏まえた鼎談だが、各種の設定はデフォルトで大日帝国になっている。佐藤の第一声を手始めに、主な妄言を抜き出してみよう(強調はすべて引用者による)。 ●「統帥権の発動」 佐藤 三月十六日に天皇のビデオメッセージがありました。「人々の雄々しさに深く胸を打たれ」たと。この「雄々しさ」という言葉は明らかに明治天皇が詠んだ御製

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    o-kojo2 2011/05/13
    「大日本帝国」って・・・また戦争に負けたいのかよ
  • media debugger - 大震災と福島原発「事故」と民族差別

    宮城県が朝鮮学校への補助金の打ち切りを決定したという。 横板に雨垂れ:「暗い予感-被災地の朝鮮学校に対し補助金交付の打ち切りを決定した宮城県」 http://yokoita.blog58.fc2.com/blog-entry-129.html 私も4月1日に宮崎県知事宛に以下の抗議メールを送った。 このたび宮城県が朝鮮学校への補助金の打ち切りを決定したとの報道に接し、一筆申し上げます。 昨日3月31日付の産経新聞の報道によれば、「北朝鮮による韓国・延坪島の砲撃事件を受けて凍結していた」2010年度分の「152万1840円は未曾有の東日大震災の被災地という人道的な見地から31日、交付した」とのことですが、この理屈に従えば、2011年度も「未曾有の東日大震災の被災地」である宮城県は、朝鮮学校への補助金を支給し続ける義務があるはずです。もし2011年4月1日付で宮城県はすでに「東日大震災の

  • media debugger - 加藤陽子、「天皇は戦争責任の被害者」史観を語る

    ●加藤陽子、血液型占い史観を語る 遅ればせながら、「超世代文藝クォリティマガジン」と称する『en-taxi』(扶桑社が年3回出版する福田和也のゼミ雑誌的な媒体)の最新号(vol.29)に、加藤陽子・佐藤優・福田和也の鼎談が掲載されているのを発見した。タイトルは「笠原和夫の『昭和天皇』から読む――皇室の母性と天皇の超越性」(強調は引用者による。以下同様)。加藤が「論壇」における自らの存在感を肥大化させるために佐藤や福田のような連中に全力で媚を売れる人物であることは以前から知っていたが(▼1)、まさかここまで素でホラーだったとは。 福田 〔裕仁が〕皇太后に戦争に負けますよという話をしたのは四五年六月十四日です。六月までは、まだ戦争をやめる気はなかったんだと思います。三月の東京大空襲で、もうまずいとは思っていても、そこまで腹は括れてない。で、六月に観念していく。皇太后に話をしに行こうとしますが、

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    o-kojo2 2010/06/04
    血液型占いとコラボとは
  • media debugger - 自衛隊の任務は臨検ではなく武力行使――臨検特措法の成立に抗議する

    【5/28 追記】周辺事態法と自衛隊の臨検の関係について一部修正・加筆しました。 臨検特措法案が日参議院で可決された。おそらく明日にも会議で成立するだろう。改めて強く抗議したい。 今日はちょうど時間が空いていたので、参議院・国土交通委員会の審議中継を聞いていたのだが、今さらながら状況の凄まじさを確認できた。いくつか列挙してみよう。 1.臨検恒久法制定への動き 前原誠司・国土交通大臣は、「日の安全保障あるいは警察活動の充実」のためには、今回のような特措法では充分でなく、恒久的な臨検法の検討と制定が必要であると明言している(佐藤正久・自民党議員の質疑に応じて)。前原は、臨検特措法が公海での臨検を可能にしていることについて、「こういうものは曖昧な方がいい・・・不審な船が出てきたときに、どこでも対応できる」と述べ、さらに「いつでも対応できる」ための臨検恒久法制定への意気込みを表明しているわけ

  • media debugger - 日本と海外基地――沖縄、ジブチ共和国

    今日初めて知って、とても驚いたのだが、「戦後」初の日海外基地をジブチ共和国に建設する計画が着々と進められているらしい。日はすでに、「海賊対策」という名の「対テロ戦争」で、ジブチ共和国に自衛隊を派兵しているが、下記記事によると、日軍基地は4000万ドルを投じて建設され、2011年初頭にも自衛隊が駐屯する構想なのだとか。目的はもちろん、「対テロ戦争」を名目としたアフリカ支配である。 Stop NATO: "Japanese Military Joins U.S. And NATO In Horn Of Africa" http://rickrozoff.wordpress.com/2010/04/26/japanese-military-joins-u-s-and-nato-in-horn-of-africa/ 海上幕僚監部防衛部の北川敬三司令は、AFPのインタビューに応じて、「在ジブ

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    o-kojo2 2010/04/28
    自衛の範囲越えてるジャン
  • media debugger - 日本――侵略する国の人びと

    先週、映画アメリカ――戦争する国の人びと』(Episode 8)を観たのだが、上映後に行われたトークショーがなかなか凄まじかったので、内容を報告する。トークは毎回別のゲストが招かれており、私が聞いたのは、藤幸久監督と谷山博史・日国際ボランティアセンター(JVC)代表の対談だった(ちなみに、その3日前には岡厚・『世界』編集長がゲストになっていた)。 以下は当日の二人の発言に対する私の感想であり、作品そのものやJVCへの批判ではないことを、あらかじめ断っておく(作品についてはいくつか疑問を感じたが、ここでは取り上げない)。なお、タイトルの「日――侵略する国の人びと」というのは、このトークショーに私が勝手につけた名前である。理由は後述する。 ●侵略者が被侵略者を「啓蒙」するだって? この日のテーマは「最新アフガニスタンレポート」ということで、藤氏がアフガニスタンについての「思い入れ」

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    o-kojo2 2010/04/13
    記事で紹介されてる人々が。
  • media debugger - ベトナム戦争を報道した「天皇の記者たち」

    先日、喫茶店でを読んでいたら、隣の席の二人がベトナム戦争について話をしていた。興味を覚えて何となく聞いていると、年配の男性が元ベトナム戦争報道特派員で、女性の方が彼にインタビューをしている大学院生(博士課程)であるらしいことがわかった。が、元記者が途中から「ベトコン」という言葉をあまりにも連呼し始めたので、不快に思ってしばらく読書に集中していたのだが(どうでもよいが、そのとき読んでいたも差別的な内容で不快になった)、ふと気づくと、元記者の話がいつの間にか日中戦争以降の日の侵略戦争擁護に飛んでいた。あまりにもひどかったので、以下に一部を紹介する。ちなみに、脚色は一切していない。 「昔の日の軍隊はね、イジメが当にひどかったんだよ。部下を殴るのなんて、もう当たり前でね」 「そうなんですか」 「だから、彼らが中国人を殴るのだって当たり前なんだよ。中国人だから殴るんじゃない。日人だって殴

  • media debugger - 梁石日『めぐりくる春』とその「癒し」の消費構造

    亀井静香が日郵政の社外取締役に曽野綾子を指名したそうだ。個人的には亀井や曽野に人間として期待するものは何もないが、このニュースを聞いて思い出したことがある。昨年5月に、友人に誘われて、『週刊金曜日』(!)の創刊15周年イベントに行ったときのことだ。 創刊15周年『週刊金曜日』PRESENTS vol5 in ASAGAYA/LOFT A 従軍「慰安婦」問題に迫る~梁石日『めぐりくる春』~ 「慰安婦」問題とはなにか。日政府が「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である」(1993年、河野内閣官房長官談話)と明確に認めているのに、なぜ今も〝論争〟が絶えないのか。 『週刊金曜日』誌上で、小説「めぐりくる春」を連載している梁石日さんをはじめ、「慰安婦問題」に詳しい人々が問題の質を話し合う。 【出演(予定者含む)】 梁石日(作家) 朴慶南(作家) 西野瑠美子(ジャーナ

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    o-kojo2 2009/10/30
    そんな小説があったとは・・・絶句
  • media debugger - 中井洽とは誰か――新政権人事に見る朝鮮人への弾圧強化政策

    (1) 政権交代と国民主権とレイシズム 久し振りに水島朝穂のウェブサイトを見ると、「「政権交代」の意義と課題」という最新記事がアップされていた。「海外各紙・誌の記事や論評を全体としてみると、今度の政権交代について、好意的評価の方が目立つ」という前置きに続けて、水島自身も「「国民主権」という言葉を使った」鳩山首相ら新内閣の就任演説を(あえて)楽観的に持ち上げているのだが、特に以下のくだりには非常に驚いた。 日でも、麻生内閣の末期、子ども手当てや高速道路料金などをめぐって、すべての政党が「左転換」したかのようだった。ドイツでも、保守系指導者の言動の「左転換」が目立つという(前掲Der Spiegel参照)。鳩山首相の「友愛」について、ドイツ誌は“Brüderlichkeit”の単語をあて、これは「左の響き」をもつと書いている。 平和憲法のメッセージ:「「政権交代」の意義と課題」 http:/

  • media debugger - 裁判員制度という牢獄――「市民の健全な常識」なるレイシズム

    昨日、フィリピン人少年を被告とする裁判員裁判の判決が、さいたま地裁で下された。性犯罪を扱った青森地裁の裁判報道では、裁判員の選考にジェンダーバランスを配慮するべきだとする主張が広く展開されたが、外国人が被告である裁判をめぐっては、裁判員の選出に民族バランスを勘案するべきだという声など出てくるはずもなかった。以前にも書いたように、裁判員制度は「市民(=日人)の健全な常識」が外国人「犯罪者」を文字通り殺しうる牢獄であり、日人に<金嬉老>を裁く権利はないという批判は、「市民(=日人)の健全な常識」(要するにレイシズム)によって初めから排除されているのである。 それでは、裁判において遺憾なく発揮された、「市民(=日人)の健全な常識」とやら(要するにレイシズム)を、以下に見ていこう(強調は引用者による。以下同様)。 (1) 読売新聞(2009年9月12日付):「裁判員裁判 判決 被告の抱

  • media debugger - 64年目の8.15 (6)

    ■目次 (1) はじめに (2) 「平和国家」日が欲する「第二の靖国」(読売) (3) 「戦争のリアリティー」を語る立場の占領(朝日) (4) 戦後責任から「エコ」への逃走(毎日) (5) 日人戦没者への「戦後責任」としての改憲(日経・産経) (6) 日人は誰に対して憲法9条を負っているのか(東京) (7) おわりに (7) おわりに これまで、読売・朝日・毎日・日経・産経・東京の六紙について、8.15の社説を分析してきたが、それは各紙を比較検討するためではまったくない。というか、北朝鮮に対する常軌を逸したバッシング――凄まじい差別にもとづくダブルスタンダードの横行――が世論の基調とさえなっている現状で、各紙に(「国益」論への適合レベルで)違いを求めても虚しいだけだと思う。 各紙は、産経が適切に述べているように、同じ「日丸」に乗っているのであり、自分たちがひたすら突き進む先を、それ

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