米MaxLinear社は,日本の地上デジタル放送(ISDB-T)を受信するモバイル受信端末向けに,寸法がわずか1.9mm角のチューナーIC「MxL7001」のサンプル出荷を開始したと発表した。高さは0.45mm。パッケージはウエハ・レベルCSPを採用する。
ワンセグの本放送が始まって,4月1日で1年が経過した。地上デジタル放送の移動体向けサービスとして,一般への認知も高まり,まずは無事に最初の1年を乗り切ったところと言えるだろう。 ワンセグを受信できる端末も増えた。主力の携帯電話はもちろん,ノートパソコンや電子辞書などの携帯機器にもワンセグチューナーを内蔵した製品が軒並み登場している。このほかにもカーナビゲーションシステムなどの車載端末,パソコンに接続して使うワンセグチューナーなど,対応機器のバリエーションは着実に広がっている。 ワンセグの受信端末はテレビ放送を見るためだけのものなのだろうか。放送局によるテレビ放送以外に,増えるワンセグ端末をビジネスに活用する道はないのだろうか。 ケータイで着々と増えるワンセグ対応 ケータイに着目すると,本放送が始まった時点では2キャリアの3機種だったワンセグ対応端末は1年経った現在までにずいぶん増えた。これ
「いずれはスライドモデルにテレビ機能を搭載したいと思っていた」 永柄氏はワンセグ搭載の経緯をこのように話す。三菱電機は「D901i」からスライド形状を採用するが、その大きな理由の1つに“スライドモデルにいずれはワンセグ(テレビ機能)を搭載したい”という思いがあったと振り返る。 「“携帯でテレビ”はいずれ必要不可欠になるだろうと考えていた。その利用シーンを想像した時、(折りたたみ型と異なり)すばやく見ることができて、使いやすいのがスライド形状だった。細かいところまで決まっていたわけではないが、親和性は高いという漠然とした思いを感じていた。三菱電機が携帯で実現したかったことの1つで、ようやく実現した」(永柄氏) スライド形状を採用し続けたのはワンセグだけが理由ではないが、大きな要因の1つとなっていたのは間違いない。実際、スライド形状でワンセグに挑戦する端末メーカーは多く、三菱電機の先見性は確か
NTTドコモ初のワンセグケータイ「P901iTV」から約1年を経て、パナソニック モバイルコミュニケーションズがリリースしたのが「P903iTV」だ。同社にとって、2代目となるワンセグケータイは「高画質」「高感度」「長時間」という3つのポイントがあるという。 商品企画を担当した井端勇介氏とプロジェクトマネージャーの山口徹也氏に話を聞いた。 ■ テレビと携帯の画質の違い プロジェクトマネージャーの山口氏(左)と、商品企画担当の井端氏(右) ――P903iTVの形状は、先代モデルである「P901iTV」と同じ回転2軸ヒンジですね。 井端氏 いくつか候補はありましたが、基本的に継承する方向で考えていました。というのも、片手で持ちながら横画面で楽しめるというスタイルが必要、と思っていましたから。特に「テレビを楽しむ」という行為は、ダイレクトにチャンネルを切り替えられるようにする必要があります。P9
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インフォプラントは4月3日、定例リサーチとして実施した「ワンセグ放送の利用」に関する調査結果を発表した。調査は3月13日から同20日までiモードサイト「とくするメニュー」を利用して実施。有効回答数は6871人となっている。 ワンセグの視聴経験については、63.9%が「視聴したことはない」と回答しており、視聴経験のあるユーザーの割合は、「自分のワンセグ携帯で視聴している」が3.8%、「友人・知人のワンセグ携帯で視聴したことがある」が18.5%、「量販店や携帯電話販売店のワンセグ携帯で視聴したことがある」が14.4%、「その他(携帯電話以外)の機器でワンセグを視聴したことがある」が4.8%だった。 自分の携帯を使った場合のワンセグ視聴意向は、「是非視聴したい」が22.7%、「できれば視聴したい」が33.1%で、視聴したいと考えている人は全体の55.8%にのぼる。男女別では、視聴したいと考える割
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デジタルラジオも受信できるUSBワンセグチューナ −“デジラジの起爆剤?”ピクセラ「PIX-ST050-PU0」 2006年末から盛り上がったパソコン用ワンセグチューナユニット市場。商品数も急激に増え、USB接続タイプは、AV Watchの一覧ページにあるもので17機種も存在する。 年末にかけては品薄状態が続いていたが、現在では解消。価格も1万円を割るのは当たり前、8,000円を切るモデルも存在している。こうなると問題になるのは機能やデザインによる差別化。機能面ではEPG/字幕/データ放送への対応や、録画機能の有無、Windows Vistaのサポート状況などがポイントとなっている。 だが、一覧ページを見るとわかるように、発売当初は録画非対応だったモデルも後日のアップデートで録画機能を盛り込んだりと、機能差は無くなりつつある。そんな中、ワンセグチューナでは老舗と言ってもいいピクセ
第1世代の905SHを除くと、サイズはドコモ向けのSH903iTVが一番大きくて重い。“2nd Model”ことソフトバンク向け911SHはもっともコンパクトでスリムなアクオスケータイだ。au向けのW51SHはその中間くらいの大きさで、もっとも軽いモデルとなっている。連続通話時間は約290分と一番長いが、連続待受時間は約300時間とやや短い。ワンセグの最大連続視聴時間は約4時間40分で、他キャリア向けのように5時間台には届かなかった。 ディスプレイは、現行のアクオスケータイはすべて3インチのワイドQVGA(240×400ピクセル)モバイルASV液晶で、サブディスプレイも時刻など基本的な情報を確認する小さめのモノクロ液晶を搭載する点は一緒だ。 W51SHが他モデルと大きく違う点は、インカメラの有無。W51SHはCDMA2000 1x EV-DO Rev.A非対応で、テレビ電話が利用できないた
エルザジャパンは3月23日、SDカードスロット接続型のワンセグチューナカード「Telebit」を発表、3月下旬より出荷を開始する。価格はオープン。 Telebitは、PC用製品としては初となるSDIO規格に対応するワンセグチューナーユニットで、本体サイズ33.5(幅)×55(奥行き)×8(高さ)ミリの超小型サイズを実現した。アンテナを本体に内蔵するほか、最大17センチまで伸張できる好感度ロッドアンテナ、室内利用向けとなる卓上設置型高感度テーブルアンテナの3種類のアンテナを用途に応じて使い分けられる。 視聴ソフトには「INFO.TV Petit」を同梱、iEPGを用いた予約録画やタイムシフト視聴などに対応。スタンバイ(スリープ)/休止状態からの復帰録画も行なえる。対応OSはWindows XP(SP2以降)/Vista Home Basic/同 Premium(32ビット版のみ)。また、今後
ソフトバンクモバイルの2007年春モデルで大きな注目を集める“ハイエンド”端末、それが東芝製の「911T」だ。 春モデルとして唯一900番台の型番が与えられたハイスペックモデルということ、その多彩な機能を厚さ17ミリというスリムなスライドボディに詰め込んだこと。そのため掛け値なしに注目に値する端末といえるだろう。 そんな911Tはどんなコンセプトで開発され、どんな苦労があったのか。東芝の911T開発チームに話を聞いた。 開発当初から課された、“17ミリ台キープ”という必須条件 「911Tは若い男性層に多い、ハイエンド志向のユーザーにターゲットを絞りました。今考えられるフルスペックで、薄くて格好いい端末──が大枠のコンセプトとなります。迫力の大画面でワンセグが楽しめ、PCサイトブラウザでPC用サイトも詳細にかつ便利に閲覧できるように。これを実現するため、自然にスライドボディ+3インチ液晶が必
質問:ワンセグ視聴どう? 起動は速い? パナソニック モバイルのドコモ向け第2弾となるワンセグ端末が「P903iTV」。以前のワンセグ端末「P901iTV」と比較し、ディスプレイサイズの拡大やアンテナの高感度化、長時間視聴、端末小型化など、多くの進化を遂げている。 P903iTVは、以前のワンセグ端末「P901iTV」の2.5インチQVGAパネルから、2.8インチワイドQVGAパネルに大型化し、視野角で上下左右160度(P901iTVは同140度)、コントラスト比 最大1000:1(P901iTVは500:1)を実現する液晶を搭載する。高画質化のためのモバイルPEAKSプロセッサや光センサーにより、利用シーンに合わせて自動的にコントラスト調整を行う機能が備わる。P903iの液晶と比較してみると、文字列や画像がよりくっきりと色濃く表示されているのが分かるほどだった。
日本テレビ放送網は,同社のデジタル放送や事業展開に向けた技術展「デジテク2007」(イベント紹介のページ)の中で,地上デジタル放送やワンセグを利用した携帯電話機に向けた新たな展開を紹介した。 目玉の一つは,NTTドコモと共同開発した「ワンセグクーポン配信サービス(仮称:ワンセグinfo)」である(図1,図2)。通信では困難だった携帯端末へのコンテンツの自動蓄積を,ワンセグのデータ放送を利用して実現するサービスである。例えば,視聴者は,電子クーポンなどを簡単に手に入れられる。 用途として,以下の形態を想定している。ユーザーは,日本テレビのワンセグを視聴していると,ボタンを押すなどの操作をしなくても,自動的にクーポンなどの情報を携帯端末に蓄積する。NTTドコモがおサイフ・ケータイの機能として提供しているトルカ対応端末では,店舗でFeliCaのリーダ/ライター装置にかざすと,クーポンを利用できる
日経リサーチの調査によると,ワンセグ放送に対する認知度は2007年2月時点で約6割だという(発表資料)。同社が2007年2月に,ワンセグ放送に関するアンケート調査を実施したところ,ワンセグ放送の「サービス内容を知っている」と答えた人は回答者全体(4807人)の59.5%,「名前のみ知っている」と答えた人は36.2%だった。同社は2006年11月にも同様の調査をしているが,その時点では「サービス内容を知っている」人が49.9%,「名前のみ知っている」人が43.9%だった。「サービス内容を知っている」人の割合は前回調査より9.6ポイント増加し,「ワンセグ」という言葉が定着しつつあるという。 「ワンセグ放送を視聴できる機器を持っているか」との問いには,前回調査と比べて5.8ポイント増の12.6%の人が「持っている」と答えた。また,機器の種類については携帯電話機が大半を占めているが,ワンセグ放送対
ソニーは3月14日、ワンセグ放送とAM/FMラジオの受信が可能な小型端末「XDV-100」を4月10日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は4万円前後。 98.3(幅)×61(高さ)×15.1(厚さ)ミリ、約110グラムのボディに2.83インチの低温ポリシリコンTFTカラー液晶(解像度は320×240)を搭載。ワンセグ/AMラジオ/FMラジオと3つのチューナーを内蔵しながらも、電波干渉を抑える構造とすることで低ノイズ/高画質/高音質を実現したという。 電源は内蔵充電池を利用し、ワンセグ放送ならば約5.5時間、FMラジオ(ステレオ)ならば約25時間、AMラジオならば約30時間の利用が可能だ。ワンセグ放送はEPGも利用可能で、字幕放送の受信時は字幕が画面下のエリアに独立して表示されるため、見やすさも失われない。 全国各エリアごとの主要放送局がプリセットされており、地域を選
『FOMA P903iTV』 NTTドコモ/パナソニック モバイルコミュニケーションズ オープンプライス(新規契約での実売価格:3万4650円前後) パナソニック モバイルコミュニケーションズ(株)製の『P903iTV』は、(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモより2月23日に発売されたFOMA携帯電話機だ。“パナ”のワンセグとしては、2006年3月3日に発売された『P901iTV』に続く2機種目となる。最大の注目は、従来より大幅に向上したワンセグ受信機能。今回は、進化したワンセグの魅力を掘り下げたい。 P903iTVの従来からの主な改良点をまとめると以下のようになる。 受信感度が格段に良くなった 受信方式が従来の外付けイヤホンアンテナと収納ホイップアンテナの選択式から、内蔵アンテナとホイップアンテナの合成式に変更された。映像が乱れがちなマンションやビルの奥部でも快適に視聴できる
満を持して登場するドコモのシャープ製ワンセグ端末「SH903iTV」は、ワンセグを快適に視聴できるよう、数々の便利な機能を盛り込んでいるのは第1回の記事でも紹介したとおりだ。さらにワンセグ以外にも、日常利用で便利な機能を用意している。SH903iTVをより便利に使いこなすためのTipsを紹介しよう。 Tips 1:ワンセグ視聴中に活用したい[TV]キーと[MULTI]キー FOMA端末はマルチタスクをサポートしていることから、SH903iTVではディスプレイを横に倒してサイクロイドスタイルにするだけですぐにワンセグが起動し、それまで利用していた機能は自動的にバックグラウンドに回る。この“ディスプレイを横にすればいつでもワンセグ”は、是非とも活用したい。 iアプリや設定など、ワンセグと共存できない一部の機能を利用していた場合、ワンセグは起動しないが、ユーザーインタフェースは横表示に対応したも
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