火曜日2コマ目の「映画製作のコンセプト」。今回は「音響設計」について、サウンド・デザイナーであるドン・ホール(Don Hall)さんから、講義がありました。いやもう、経歴見てるだけでクラクラくるような大御所であります。 ちなみに、名前だけ見てると何系の人かさっぱりなんですが、お会いしてみるとものすごく柔和な感じのアジア系のお爺さん。休憩中にちょっと話したところ、「中国人なんだよ」ということでした。 さて、ドンの言うには、映画を形作っている要素は、まずストーリー(物語)、そしてイメージ(映像)、最後にサウンド(音響)の3つあるけど、スタッフの85%は映像に関わる人間だとか。たとえば、「ディパーテッド」の場合だと、エンドクレジットに名前が出てくる映像関係のスタッフは189人いるのに対して、音響関係のスタッフは29人だけなんだそうです。 でもって、音響設計の5要素とは、 1.セリフ 2.音