鷹見一幸 @takamikazuyuki 古典落語というと、神戸で開かれたSF大会で、桂米朝師匠が演じた「地獄八景亡者戯れ」を思い出す。語りの中に、SF大会向けの「くすぐり」が。いくつも入っており、亡者を乗せた船が三途の川を渡り始めると、三途の川の向こう岸にマンションやらアパートが立ち並んでいる。船が近づくと、それらの建物はすべて未完成で放置されているようだ。亡者の一人が鬼の船頭になぜかと聞くと 「しばらく前に、日本が沈むっちゅう話があったんや、えらいこっちゃ、何千万という亡者が地獄に押し寄せてきよる。なんとかせにゃならん、ちゅうので、みんな慌ててマンションやらアパートやら建てまくったんじゃが、しばらくしたら、なんと、あれは嘘やっちゅう話。なんや嘘か。で建てるのやめたんやが、鬼の中には、銀行から借金して建ててたヤツもおって、首くくったヤツもおる。あの嘘こいたヤツ、地獄に来たら、ただでは済ま