半導体大手・ルネサスエレクトロニクスの遠隔地配転で、群馬県の高崎事業所まで高速道路利用の通勤を強いられていた女性が、18日から元の勤務先の武蔵事業所(東京都小平市)に戻りました。新幹線通勤だった女性はすでに4月13日から武蔵事業所に出勤しており、これで女性2人の配転を撤回させたことになります。 ルネサスは従業員数を半減させる異常なリストラを強行。早期退職を強要し、応じない労働者を遠隔地配転などに追い込みました。 2人は昨年10月から高崎への遠距離通勤を強いられていました。いずれも夫は単身赴任中で子育ての負担もあり、「元の職場に戻してほしい」と訴えていました。 女性らは会社側の雇用承継手続きに問題があったと異議を申し立て、協議をすすめていました。日本共産党の小池晃参院議員はじめ国会議員団が要請や国会質問を重ね、ルネサスに対し厚生労働省東京労働局による文書助言も実施させました。 電機・情報ユニ
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