安倍政権の集団的自衛権行使容認などの暴走に、マスメディアがどう対応してきたのかを考えるシンポジウム(主催=メディア総合研究所)が13日に都内で開かれ、80人が参加しました。 毎日新聞特別編集委員の岸井成格(しげただ)氏が基調講演。市民の立場に立ったジャーナリズムをどう普及させていくのかを提起しました。 支持の論調 岸井氏は、首相がメディア対策のために「武器」を「防衛装備」と言い換えるなどしていると指摘。このような政権を支持する論調が複数のメディアに表れたのは戦後初だと述べ、こう強調しました。 「安倍氏が第1次政権以降に学んだのは、基盤と支持率のあるうちにやっておかないと倒れるということと、言葉の使い方だ。秘密保護法も集団的自衛権もいくらでも拡大解釈できる言葉のトリックがある。そこを突く報道もあるが、政治などの堅い話になると視聴率は落ちる傾向にある。視聴者に自分たちにかかわる問題だと認識して
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