日本共産党の島津幸広、真島省三両衆院議員と党福島県議団、いわぶち友参院比例候補らは18日、東日本大震災での過酷事故から4年2カ月がたつ今も、放射能汚染水の外洋流出など危機的な状況が続く東京電力福島第1原子力発電所(福島県大熊町・双葉町)を視察しました。 同原発では約7000人の作業員が働いており、今年に入って作業員の死亡事故や火災が起きるなど、労働者の安全確保や作業環境の改善などが求められています。原発敷地内の緊急時対策本部で、視察団を代表して神山悦子福島県議団長が「大変な困難のなか、作業にあたってくださって感謝します。福島県の復興は汚染水対策、廃炉なくしてありません。技術や作業環境の支援など、国会、県議会で取り上げて求めていきます」と激励のあいさつをしました。 視察団は全面マスクを装着し防護服に着替え、多核種除去設備(高性能アルプス)や原子炉建屋周辺の井戸「サブドレン」浄化設備、約100