コゴミ(福島)、タケノコ(いわき)の出荷自粛へ 県は1日、山菜とキノコ類など23市町村の11品目、37点で行った緊急時モニタリング検査の結果を発表した。 福島市のコゴミ(クサソテツ)と、いわき市のタケノコで暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された。山菜で基準値を超えたのは初めてで、県は農家らに採取と出荷の自粛を求める。 福島市のコゴミは770ベクレル、いわき市のタケノコは650ベクレルを検出し、いずれも暫定基準値を上回った。両品目ともに山野に自生した物を採取した。タケノコの検査は今回が初めてで、今後は県内各地で旬の時季を迎えることから、県は順次他市町村でも検査を行う。 17市町村で出荷制限の対象となっている露地栽培の原木シイタケは、福島、南相馬、本宮、相馬、川俣の5市町で引き続き暫定基準値を上回ったが、田村市と新地町については、いずれも基準値を下回