EE Times Japanと米国EE Timesが共同で実施した「エレクトロニクス・エンジニア給与/意識調査」の結果がまとめられている(EE Times Japanの記事)。 まず気になる年収だが、日本のエンジニアの平均年収は758万円(昨年調査と比べ6万円増加)。一方、米国のエンジニアの平均年収は11万4,000ドル(昨年調査と比べ約5,000ドルの増加)。調査実施時(2008年9月)の為替レート(1米ドル=107円)で換算すると、1220万円に相当するとのこと。米国のエンジニアの平均年齢は日本よりも2歳以上高いそうだが、米国のエンジニアの方が日本のエンジニアよりも高給取りの傾向が高いようだ。 この給与格差の原因として、「日本のエンジニアの給料は上がらず、逆に下がっている例もある」点が指摘されている。また、米国のエンジニアは80%が転職を経験しているのに対し、日本のエンジニアの転職経験