来年3月15日に実施されるJR6社のダイヤ改正が20日発表され、車体が青い「ブルートレイン」の寝台特急「あけぼの」(上野―青森)の廃止が決まった。 乗客の減少と車体の老朽化のためで、ダイヤ改正後、ブルートレインの寝台特急は「北斗星」(上野―札幌)を残すのみとなる。 あけぼのは1970年10月デビュー。上野―青森間を1日1往復し、片道約12時間30分で結ぶ。今後は、大型連休や夏休みなどに臨時列車として運行される。また北斗星も、北海道新幹線が2016年3月に開業を予定していることから、廃止が検討されている。 ダイヤ改正ではこのほか、15年春に東京―金沢間で開業する北陸新幹線の新型車両「E7系」が、東京―長野間(1日7往復)に先行投入。東海道新幹線では「のぞみ」「ひかり」の一部で、東京―新大阪間の所要時間が約3分短縮される。秋田新幹線は赤い新型車両「E6系」に統一されて最高速度が時速320キロに