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日本初の女性誌『女学新誌』が誕生したのは、西洋近代化の波が打ち寄せ始めた明治の中頃でした。男の手によって創刊され、当初は読者も男性が多かったといいます▼女性は教育・啓蒙(けいもう)の対象で知識や教養を身につかせる。それが当時数多く発刊された女性誌の原点でした。やがて説教型の雑誌は敬遠され、生活や娯楽関連の記事が増大。衣・食・住の情報や有名人のスキャンダルが“売りネタ”になっていきます(『女性誌の源流』)▼戦後、女性の生活が大きく変わり、若い世代を中心に多様なライフスタイルが進むなかで女性週刊誌が相次いで創刊されます。時代の価値観をもとめ、内容も多彩に。しかし政治とは距離を置いてきました▼最近そこに変化が起きています。安倍政権を正面から痛烈に批判する記事が目立っているのです。「命を軽くみる安倍政権、やっぱNOでしょ!」。これは『女性自身』最新号に掲載された「シリーズ人間」の大見出しです▼今回
不破 フランスと休戦協定を結んだ1カ月後の1940年7月31日、ヒトラーはドイツ軍の首脳会議を開いて大転換を提起しました。イギリス本土作戦を捨てて対ソ戦を準備するという大転換です。 英国本土上陸作戦がうまくいかないということもあるが、『わが闘争』で力説していたように、ヒトラーの領土拡大のそもそもの目標は東欧、ロシアでした。 39~41年はよく戦争の第1期としてまとめられますが、この時期、ドイツとの同盟を一貫して対外政策の基調においていたのはスターリンだけで、ヒトラーの方は、40年7月31日を転換点にして、政治・軍事作戦のかじを対ソ戦準備の方向に根本から切り替えます。この政治史的な区別が従来、鮮明でなかった。これをはっきり区別することが決定的に大事だと思います。 スターリンを欺く「史上空前の謀略作戦」 山口 不破さんは今回、ヒトラーがソ連と戦争するために仕掛けた「史上空前の謀略作戦」を本格的
日本共産党の不破哲三・社会科学研究所所長の『スターリン秘史―巨悪の成立と展開』第3巻をめぐり、不破さん、石川康宏・神戸女学院大学教授、山口富男・社会科学研究所副所長の3人が語り合いました。今回のテーマは「大戦下の覇権主義」です。 ――第3巻(第11~15章)では、1939年9月1日のドイツのポーランド侵攻で始まった第2次世界大戦の最初の局面が大きな主題になっています。 スターリンの戦争規定の変転 コミンテルンの段階的誘導をはかる 山口 第11章では、39年8月の独ソ不可侵条約に直面して各国共産党が受けた衝撃や苦悩、ディミトロフ(書記長)らコミンテルンの混乱が描かれています。 不破さんは、第2次世界大戦の性格をどう見るかというコミンテルンの戦争規定の変転を重視し、コミンテルンのいわゆる「小テーゼ」(9月)から11月のディミトロフ論文「戦争と資本主義諸国の労働者階級」に至る経過を跡づけています
不破哲三・社会科学研究所長のパンフレット『マルクスと友達になろう 社会を変革する学び』ができました。5月24日に不破さんがおこなった青年向け講演・科学的社会主義セミナーを、整理、加筆してパンフにまとめたものです。 「資本主義はこのまま続くのか」「格差と貧困を何とかしたい」などのマルクスへの関心にこたえ、マルクスと友達になり、科学的社会主義を学ぶ絶好のテキストです。出典などをしめす注釈も充実し、マルクスの古典そのものの学習への意欲がわいてきます。 1冊300円。7月8日発売です。発行は民青同盟中央委員会で、全国の日本共産党事務所で取り扱います。マルクスや日本共産党に注目をよせる青年・学生・高校生に手渡したり、いっしょに読む会を開くなど、意欲的な活用計画が立てられています。 ご購入やお問い合わせは、お近くの日本共産党事務所まで。 【目次】 1、なぜ、今、マルクスか? 2、マルクスの理論は世界の
『週刊女性』(7月14日号)は「『戦争法案』とニッポンの行方」と題した10ページ特集を組み、そのなかで「与党・野党のキーマン直撃!」として、日本共産党の志位和夫委員長のインタビューを載せました。 志位氏は、戦後70年間、一人の外国人も自衛官も殺さずにきた日本は「憲法9条の存在と、海外での武力行使はできない、集団的自衛権は行使できないという、一貫した政府解釈がなされてきたことによるもの」と表明。戦争法案が成立したら「アメリカの無法な戦争に無条件で参戦していくことになる」と述べています。 志位氏は「中国や北朝鮮の問題でもいかに紛争を外交的に、平和的に解決するかという努力こそが大事」と強調。「多くの女性のみなさんにとって、自分の息子さん、恋人が戦地に行くかもしれないというのは大きな問題です」と語りました。 志位氏は、野党の共闘を追求するとともに、「いかに安倍政権が国会多数を持っていても、強行採決
まさにABCの対決でした。ABは安倍首相でCは日本共産党の志位和夫委員長。 政治とは言葉であり、言葉によるたたかいこそ論戦というにふさわしい。その言葉が人々の心をとらえたとき、政治を動かす大きな力を生み出すことになる――本書に記録された志位委員長の国会論戦を読み、その後の「戦争法案」反対運動の急速な盛り上がりを見て、そう思いました。 反響呼ぶ質疑 本書は四つの部分からなっています。5月20日の党首討論、5月26日の衆院本会議での代表質問と安倍首相の答弁、そして5月27、28日の衆院安保法制特別委員会での質疑です。 このうち党首討論では、ポツダム宣言について「私はまだ、その部分をつまびらかに読んでおりませんので、承知はしておりません」という安倍首相の発言が大きな批判を浴びました。日本の戦争が「間違った戦争」だと認めたくなかったから、とっさに言い逃れようとして墓穴を掘ってしまったわけです。 そ
戦争法案の核心をついた日本共産党の志位和夫委員長の国会論戦がダイジェストDVD(33分)になりました。 「ポツダム宣言をつまびらかに読んでない」という安倍晋三首相。「日本が過去にやった戦争の善悪も判断できない総理に、米国の戦争の善悪が判断できるわけがない」と追及する志位委員長。DVDは、首相の衝撃発言が飛び出した5月20日の党首討論から始まります。 圧巻は、憲法を破壊する三つの大問題を浮き彫りにした衆院特別委員会(5月27、28日)での志位質問です。2日間2時間にわたった論戦を4分の1に編集。志位委員長と安倍首相とのやりとりを通じて、「後方支援=兵站(たん)」「PKO法改定」「集団的自衛権の行使」という三つのルートを通って、日本を「戦争する国」につくりかえようとする戦争法案の正体を暴き出しています。 資料映像も豊富。2003年からのイラク戦争でサマワに派遣された陸上自衛隊、空輸にあたった航
長野県上田市にある平林堂(へいりんどう)書店は隔週で地域の情報紙に売れ筋ランキングを発表しています。そこでちょっとした“異変”が起きているそうです▼2位、1位、2位。ことしの本屋大賞に選ばれた『鹿の王』などを抑え、不破哲三さんの『「科学の目」で日本の戦争を考える』が最近の上位に入っているのです。民主書店とはいえ、さまざまな一般書が並ぶ大きな本屋。担当者も「レジの横に置き書評も紹介しているが、ここまで売れるのは珍しい」と▼手にとる人のなかには遠来者や若者の姿も。戦後70年の節目にあの戦争は何だったのか、改めて考えてみたいという人が増えているのでは。担当者はそういいます▼党首討論で共産党の志位委員長が安倍首相の戦争認識を聞きました。あれは間違った戦争か、正しい戦争か。しかし、戦争の惨禍をくり返してはならないといいながら、最後まで「間違った」とは口にしませんでした▼先の大戦で日本降伏の条件を定め
イラク戦争やアフガニスタン戦争から帰還した米兵は約280万人ともいわれます。退役軍人でつくる団体のアンケート調査によると、53%が心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神疾患に苦しんでいます▼自殺を考えたことがある人は31%。自殺した帰還兵の知人がいる人は40%にも。米国では深刻な社会問題になっています▼そんな元兵士と家族らの姿を追ったノンフィクション『帰還兵はなぜ自殺するのか』(亜紀書房)が話題です。著者は、米紙ワシントン・ポスト記者を23年間つとめ、ピュリツァー賞の受賞経験を持つジャーナリストです▼描かれている一人ひとりの体験が壮絶です。ある帰還兵は帰国後、イラクで3歳くらいの少女を殺したことを何度も家族に告白。悪夢で目が覚めると、「そこらじゅうに子どもたちの姿が見える」と。結局、彼は自ら命を絶ちました。1歳の娘を残して▼イラク戦争は「イラクの大量破壊兵器保有」という大ウソで当時の
英国の出版大手ペンギンブックスが2月末に社会科学、小説、詩集などを網羅する全80巻の廉価版“名著選集”を出版したところ、3月末までの売り上げ第1位はマルクスとエンゲルスによる「共産党宣言」でした。英紙ガーディアンによると、発売から1週間で1700部以上が売れました。 今年は、ペンギンブックスが廉価版書籍(ペーパーバック)を出版し始めて80周年。これを記念して80巻の名著を1冊80ペンス(約140円)で販売しています。 「共産党宣言」のほかに、ダンテの「神曲(抜粋)」、トルストイの「人にはどれほどの土地がいるか」などが売り上げ上位に入りました。 英国を拠点に世界展開する小売大手テスコは先週、系列スーパーで食品や日用品と並べて“名著選集”の販売を開始しました。
いっせい地方選でも大きな争点となっている「戦争立法」問題で、新しい「しんぶん赤旗」4月号外ができました。 4月号外は、マスメディアの報道では見えてこない「戦争立法」の本質をズバリ解明。日本を「海外で戦争する国」にひきこむ二つの道――(1)アメリカのおこす戦争に「戦地」まで行って軍事支援をおこなう道(2)「集団的自衛権」の名で無法な侵略戦争にも参戦する道――について、コンパクトにわかりやすく解き明かしています。 同時に、「安倍政権はこわい。でも、もし日本が攻められたら…」という不安にもこたえ、日本共産党の対案を明記。党が提唱している「北東アジア平和協力構想」が、アジアのなかでどんな反響をよんでいるか、ていねいに紹介しています。 党宣伝局は「毎日の対話・支持拡大でも役にたつ内容です。候補者の演説にもすぐ生かせます」として、4月号外を選挙戦の飛躍に役立つよう活用を呼びかけています。 (号外のPD
もし憲法9条がなくなったら―。そんな設定で日本の近未来を描いた漫画が話題を呼んでいます。雑誌『ビッグコミック』で連載している「隊務(タイム)スリップ」です▼アメリカに追随して恨まれ、東京が核テロに。軍が台頭し、街に失業者があふれ、徴兵制が復活されていく。ギャグで包んでいますが、作者の新田たつおさんは「9条は絶対に必要との思いを込めた。関心のない若い人に読んでほしい」(東京新聞)と語っています▼「特定内緒話保護法」「武器輸出三倍速」「集団的袋叩(たた)き権」…。痛烈な風刺が利いた漫画は、いまの日本に漂う危険な空気を映し出し、警鐘を鳴らします。いつか来た道を再びたどらないように、と▼「イスラム国」による日本人殺害事件を機に、一部メディアが憲法や9条を攻撃しています。「命の危険にさらされた日本人を救えないような憲法なんて、もういらない」(産経新聞)という、信じられないものまで▼テロには屈しないと
同僚記者が話題の本を読んでいました。ピケティ著『21世紀の資本』です。700ページをこす分厚い経済書を抱えながら「つまみ読みだよ」▼普段ならば手を出すこともはばかれる専門書がいま飛ぶように売れています。本屋には特設コーナーがつくられ、入門書や解説本まで。世界で150万部のベストセラーとなり、日本でも驚異的な売れ行きをみせています▼なぜ、これほど注目されるのか。歴史的なデータをもとに、資本主義における富の分配と格差拡大を掘り下げた同書。そのテーマ自体が、不平等がひろがる現代社会に生きる人びとの関心と共感を呼んでいるのでしょう▼1%の富裕層の富が世界の富の半分近くを占めている。貧困と不正を根絶するための国際援助団体が先月公表した報告書で指摘しています。わずか80人の億万長者が保有する富はこの5年間で倍加、昨年は貧しい50%の人たちの富の総計を上回った、と▼先進国のなかでも日本は深刻です。「貧困
「今一番マーケティング上手なのは共産党だと思う」 週刊『プレイボーイ』2月16日号がこんなタイトルで、多数のネットユーザーがアクセスする女性ブロガー(ブログの作者)と、日本共産党の志位和夫委員長との対談を掲載しています。 長く外資系企業で働き「資本主義の先兵」のような経歴を持ちながら、ブログで日本共産党綱領をとりあげるなど熱い視線を向けてきたと紹介された「ちきりん」さん。「スゴク面白い政党だなと思っていたんです」と切り出し、党の経済政策でも話が弾みました。 「共産党の公約は大企業に厳しい。もしかして日本を大企業が存在しない、中小企業だけの国にしたいと思われてます?」と突っ込む、ちきりんさん。 志位氏は「大企業を切り刻んで中小企業にしようなんて考えてませんよ」と述べ、「社会的に大きな存在だから、それにふさわしい責任を果たしてほしいということです」と語りました。 長時間労働の問題で志位氏が、4
日本共産党の不破哲三・社会科学研究所所長が『前衛』で好評連載中の「スターリン秘史―巨悪の成立と展開」をまとめた第1巻が、昨年11月に刊行されました。テーマは「統一戦線・大テロル」。不破さんと石川康宏・神戸女学院大学教授、山口富男・社会科学研究所副所長の3人に、本の読みどころなどを語ってもらいました。 覇権主義の角度から「巨悪」の全貌に迫る ―最初に不破さんから、今回の研究の意義をお話しいただければと思います。 不破 ソ連の大国主義・覇権主義との闘争のなかで、1982年に「赤旗」に「スターリンと大国主義」を連載したのですが、その時は公開の資料しかありませんでしたから、肝心の1930~40年代の問題はごく簡潔にしか書けませんでした。 ソ連崩壊後、流れ出てきた内部資料を使ったスターリン問題の研究や著作が世界的にずいぶん出ましたが、大量テロルや独裁など国内問題が中心で、国際的視野で覇権主義を研究し
「身辺や年暮れんとす些(さ)事大事」(松本たかし)。年内最後の週末、大事な些事の代表格は大掃除です▼掃除をしてもいずれほこりはたまる、ほこりでは死なないと、しない理由を並べてみますが、散らかった部屋で新年を迎えるのもどうかと思い、手をつけます▼本棚は要注意です。積み重なった本が落ちてくるからではありません。「こんな面白い本を読まないのかね」と背表紙が語りかけてくるからです。以前、子どもに買った児童文学全集も誘惑に満ちています。ドイツの作家エーリヒ・ケストナーの『飛ぶ教室』などは今の時代にぴったりです▼「かしこさをともなわない勇気は乱暴でしかないし、勇気をともなわないかしこさは屁(へ)のようなものなんだよ!」(池田香代子訳)。好きな言葉です。ページを開いて続きを追います。「世界の歴史には、かしこくない人びとが勇気をもち、かしこい人びとが臆病だった時代がいくらもあった。これは正しいことではなか
自分に正直で善良な兵士なのに、一つひとつの言動に周囲から「バカ」「まぬけ」と、いつも罵倒の声が飛びます。『兵士シュヴェイクの冒険』(岩波文庫)の愛すべき主人公に▼第1次世界大戦でオーストリア帝国内のチェコの一兵士が、上官の命令に忠実に行動することで、大戦下の出来事をユーモアたっぷりに描き出しています。チェコのハシェクの作品(1921~23年)で、反戦風刺文学の傑作とされます▼「愚劣な世紀」に生まれてきたばかりに、牛のように無理に「屠殺(とさつ)場」へ引っぱられ、命を落とす若者の運命を嘆きます。一方、皇帝、王、大統領、元首ら戦争遂行者を「屠殺人」と告発します▼ドイツの劇作家ブレヒトは、この作品をヒントに、戯曲「第2次大戦のシュヴェイク」を創作。シュヴェイクとヒトラーの「歴史的会見」の場面を設け、スターリングラードを目前にして雪のなか道に迷い、行き場を失うヒトラーを皮肉っています▼戯曲の最後で
政権与党の自民党が在京キー局の選挙報道に注文を付けた問題で、みのもんたさん(タレント、司会者)が「各社それぞれのポリシーで報道するのは当然。なぜ政権党がいちいちクレームを付けるのか」と、ズバッと切り込みました。 10日夜、東京都内で開かれた自著『敗者の報道』(TAC出版)の刊行記者会見で語りました。同著は、次男の不祥事を機に報道・情報番組のキャスターを降板した経過から、沖縄の基地問題や原発事故の原因究明にこだわり続けていることを紹介。また「憲法9条を守れ」の思いなど、自身の「報道の原点」をつづっています。 会見では、「疑問に思ったことはどんどん聞く報道番組をやりたい」とキャスター復帰に意欲を見せました。また、いまの報道番組に「品があり過ぎる」と苦言を呈する一方、「政府筋から『こういう放送はしないでくれ』とクレームを付けるのはおかしい」と語気を強めました。 14日投票の総選挙にも触れ、アベノ
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