女性ジャーナリスト潜入 【パリ=島崎桂】ドイツのインターネット通販大手ザランドの物流センターでの過酷な労働環境が、現地ジャーナリストの潜入取材で明らかになり、非難が殺到しています。17日には、ネット通販最大手アマゾンの現地労働者が賃上げを求めてストを実施するなど、物流センターの劣悪な待遇への批判が高まっています。 潜入取材を試みたのは、女性ジャーナリストのカロ・ロビッグ氏。独東部ライプチヒにあるザランド社の物流センターで、3カ月にわたり倉庫管理人として働きました。 ロビッグ氏のルポは14日にテレビ放送され、1日8時間の勤務で27キロメートルの徒歩移動▽最低限の休憩時間▽終業時の身体検査▽力尽きた労働者を搬送するため毎日のように訪れる救急車―など過酷な実態が示されました。 同氏は、座り込むことすら上司の不興を買っていたといい、「私たちは絶えず管理下に置かれ、生産性向上の圧力を受けていた」と指
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