現場は日没後でも見通しが比較的良い区間。事故を起こした郵便局の車両は集配業務中だったという。運転者は「衝突するまで気づかなかった」と供述しているようだが、歩行者側も「自分の存在は相手から認識されている」と考えず、警戒しておいた方がよいのかもしれない。 ☆☆☆ 19日午後5時ごろ、宮城県仙台市青葉区内の県道で、徒歩で横断歩道を渡っていた高齢男性に対し、郵便局の集配車両(軽ワゴン車)が衝突する事故が起きた。男性は死亡。警察はクルマの運転者を逮捕している。 宮城県警・仙台北署によると、現場は仙台市青葉区芋沢付近で片側1車線の直線区間。丁字路交差点に横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。72歳の男性は徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行してきた郵便局の集配車両にはねられた。 男性は近くの病院へ収容されたが、全身強打でまもなく死亡。クルマを運転していた太白区内に在住する48歳の男にケガは