東日本高速(本社=千代田区)が、インドの有料道路事業の運営事業に本格参入する。国内の高速道路で培ったノウハウを海外で生かす同社初の試みだ。 三菱商事、海外交通・都市開発事業支援機構と共同事業体を組み、2014年にインドで設立された「キューブ・ハイウェイ&インフラストラクチャー」(Cube Highway and Infrastructure Pte.Ltd)の株式20パーセントを取得、東日本高速の関連会社「日本高速道路インターナショナル」と共に参画することで、基本合意した。株式取得総額や3社比率は明らかにされていない。支援機構は約96億円を出資し、東日本高速の技術支援を可能にした。 「インドは日本の最新の道路維持管理技術の導入を求めており、キューブ・ハイウェイの100%子会社『Cube Highway and Transportation Asset Advisoes』に技術アドバイザリー