試すべきものが多すぎる まずはじめにお断りしておく。この試乗はあくまでもチョイ乗りである。というのも、試すべきアイテムがあまりに多すぎて、ほんの触りしか試せていないことがその理由だ。新しいアウディ『A7スポーツバック』は、48Vのマイルドハイブリッド機構を備えたV6エンジンを搭載し、ダイナミックオールホイールステアリングと名付けられた4輪操舵システムを持つ。サスペンションは可変ダンピングサスペンションであり、走行モードは4種のモードからドライバーが任意に設定できる。 ヘッドライトはLEDのマトリックスライトで、車速70km/h以上でハイビームを補完するレーザーライトが照射距離を2倍にする。量産車としては世界で初めてライダー(レーザースキャナーと呼ぶ)を搭載することによって、従来の運転支援に加えてさらに厚みが増し、ターンアシストやサイドアシスト、エグジットアシストなど、これまでにはなかったよ