F1グランプリ第7戦、カナダGPの舞台はモントリオールのジル・ビルヌーブサーキット。8日に行われたフリー走行はレッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録した。 今シーズン、良くても2番手に甘んじていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がカナダでは絶好調。フリー走行1回目でトップタイムをマークすると、フリー走行2回目では序盤こそルイス・ハミルトン(メルセデス)、キミ・ライコネン(フェラーリ)らに先行されるも、残り40分で1分12秒198を記録してトップに浮上。そのままフリー走行2回目も制した。2番手は0.13秒差でライコネン。マシンの修復でほとんど走れなかったダニエル・リカルド(レッドブル)が残り4分で3番手タイムを記録した。 ハミルトンは終盤にタイムを更新せず4番手。セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が5番手、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が6番手と、チャンピオン
F1グランプリ第6戦はモンテカルロ市街地コースを舞台に開催される伝統のモナコGP。24日に行われたフリー走行はレッドブルのダニエル・リカルドがトップタイムをマークした。 全グランプリの中でモナコだけは変則的なスケジュールが組まれ、木曜日にフリー走行を行い、金曜日は休日となる。 フリー走行1回目から昨年のポールポジションタイムの1分12秒178を上回り、フリー走行2回目にはそれを更に短縮。ダニエル・リカルド(レッドブル)が1分11秒841を記録して初日をトップで終えた。0.145秒差でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が2番手となり、レッドブル勢が圧倒。3番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が入り、現在ランキングトップのルイス・ハミルトン(メルセデス)は4番手。トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが11番手、ピエール・ガスリーが14番手の結果だった。 F1モナコGP フリ
F1第3戦中国GPの決勝レースが15日、上海インターナショナルサーキットで行われ、タイヤ戦略で賭けに出たダニエル・リカルド(レッドブル)が今季初優勝を飾った。 レースは序盤、ポールポジションからスタートしたセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)と、3番グリッドからスタートで2位に上ったバルテリ・ボッタス(メルセデス)の一騎打ちとなったが、コース上に散らばったマシンの破片を排除するためにセイフティーカーが入り、状況が大きく変わった。 ここでレッドブル勢が賭けに出て、セイフティーカー導入と同時に2度目のタイヤ交換を敢行。レース再開時には6位だったダニエル・リカルド(レッドブル)はフレッシュなタイヤでオーバーテイクを連発し、45周目にはトップに浮上した。その後はファステストラップを塗り替えながら後続を引き離す走りを披露。前日にはパワーユニットの交換が予選に間に合わない恐れもあった中、チーム一丸とな
スペイン・バルセロナで行なわれている2018F1プレシーズンテスト。後半の2日目(7日)はダニエル・リカルド(レッドブル)が非公式ながらコースレコードを塗り替えるタイムをマークした。 2日目も晴天に恵まれドライコンディションとなったカタロニアサーキット。この日は新しく導入されるハイパーソフトタイヤでテストをするチームが多く、タイムのリザルトもこれまで以上に速いものとなった。 そんな中で一番の速さをみせたのがリカルド。テスト中のため非公式記録となるが従来のコースレコードを塗り替える1分18秒047をマークし、セッショントップとなった。2番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)、3番手にはルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。 トロロッソ・ホンダはブレンドン・ハートレーが担当。前日はドライブにより周回数を稼ぐことはできなかったチームだが、この日は順調に119周を走破。1分19秒823で5番
2018年のF1プレシーズンテストが26日、スペインのバルセロナにあるカタロニアサーキットで開幕。初日のセッションはダニエル・リカルド(レッドブル)がトップタイムを記録した。 今年も開幕まで1カ月に迫ったF1世界選手権。2月に入って各チームが一斉に今シーズンのマシンを発表し、ここバルセロナには全10チームが揃った。 初日は午前中こそドライコンディションで行われたが、次第に天気が崩れていき、午後のセッション後半はウエットコンディションに。それでも、開幕までの数少ないテスト機会を逃すまいと各チームが走り込みを続けていた。 初日のトップタイムはダニエル・リカルド(レッドブル)。チームは、この日初めてシーズン用のカラーリングを公開。1日目から105周も走り込み、1分20秒179をマーク。昨年は先行を許したメルセデス、フェラーリ勢を抑える走りをみせた。2番手にはバルテリ・ボッタス(メルセデス)で1分
"空のF1"とも呼ばれる「レッドブル・エアレース」の最終戦で優勝し、同時にアジア人として初となる2017年シリーズ総合優勝も獲得した室屋義秀選手。まだその興奮がさめやらぬ19日、都内で凱旋記者会見を行った。 今シーズンが始まる前の会見で室屋は、「年間総合優勝」することを目標に掲げた。その後、サンディエゴ(アメリカ)、千葉(日本)、ラウジッツ(ドイツ)で優勝を果たし、最終戦の時点で年間総合ポイントはトップのマルティン・ソンカ(チェコ)に4ポイント差にまで迫っていた。迎えた最終戦の「Final 4」で室屋はコース最速記録となる1分3秒026を計時し、ソンカをはじめライバルたちを見事押さえ込んで、目標を有言実行した。 ダブルで優勝できた感想を聞かれ室屋は、「正直ホッとしている。長年チームを引きいてきて目標だったことがやっとクリアできた。勝つまでは表だって言えなかったが、自分には一企業の経営者とし
日本人パイロットの室屋義秀選手が10月15日(現地時間)"空のF1"とも呼ばれる「レッドブル・エアレース」の最終戦で優勝。同時にアジア人として初となる2017年シリーズ総合優勝も獲得した。その歴史的瞬間を生み出した決勝当日の一日を振り返った。 決勝当日、インディアナポリスは朝から激しい雨と風に見舞われていた。そんな状況で果たして決勝は開催できるのか。会場に着いてそんな不安を抱きながらレースの開催を待っていると、先に届いたのはチャレンジャークラス決勝中止の知らせ。マスタークラスも同じ対応となれば予選での結果が反映されてしまう。室屋にとって、それは最悪のケースだ。 室屋は、今シーズンサンディエゴ(アメリカ)、千葉(日本)、ラウジッツ(ドイツ)で優勝を果たし、年間総合ポイントはトップのマルティン・ソンカ(チェコ)に4ポイント差にまで迫っていた。しかし、シーズン中盤で奮わなかったことで、室屋がシー
「レッドブル・エアレース・ワールド・チャンピオンシップ」で、過去2シーズン連続の総合2位を記録したオーストラリア出身のマット・ホール選手。安定した飛行や粘り強さには多くの人が認めるところ。そのホールが最終戦インディアナポリスの予選でトップタイムをマークした。 ホールの今年のポイントは、前戦第7戦までで37。そのため、年間を通した総合優勝の目はすでにない。ただ、今回の予選トップタイムという記録で実力を見せつけた格好だ。 マットの祖父と父親もパイロットで、自身は15歳よりグライダーに乗り始め、18歳でパイロットライセンスを取得。オーストラリア空軍に入った後は、数々の優秀賞を受賞し、エリートパイロットの育成担当もしていた経験がある。2009年に除隊してフルタイムのエアレーサーとなる。 国際レベルのエアロバティックスも数多く経験し、オーストラリア選手権ではアドバンスクラスで優勝、フリースタイルクラ
レッドブル・エアレース2017シーズンの最終戦となる「レッドブル・エアレース第8戦インディアナポリス」。14日に決勝での対戦相手を決める予選が行われた。室屋義隆はペナルティ加算などにより11位となり、決勝での対戦相手は強豪マルティン・ソンカ選手に決定した。 16時よりスタートした予選はマスタークラスの14名が1機ずつ順にタイムアタック。これを2回繰り返す。順番は2017シーズンのポイントランキングで決まり、ランキング2位の室屋選手は13番目にスタートした。 1回目のアタックで室屋は、1分05秒732秒という計時でまずまずの予選スタートに見えたが、11ゲートを通過する際の水平姿勢が不十分と判断され、2秒のペナルティを加算された。2回目のアタックで縮めることはなく記録は1分07秒732のまま、全体を通すと11位となった。 一方、ランキングトップのソンカは、室屋に続く最終アタック。2回目で1回目
レッドブル・エアレース 最終戦(インディアナポリス)は14日午前10時にメディア向けの「ハンガーウォーク」が始まり、室屋義秀選手が個別でインタビューに応じた。室屋選手は総合2位、首位のマルティン・ソンカ選手に4ポイント差で最終戦を迎える ---:日本からのメディアも大勢来ており、そのあたりは気になるか。 室屋 おかげで、日本語で質問に答えられるので、まるで日本でやっているみたいだ。今回は日本で生中継もあるというし、それはプレッシャーと言えばプレッシャーになる。でもそれだけ応援がいただけるということもである。千葉ではもっと多くの日本のファンが来てくれて、ギリギリでも勝てたのはそのおかげ。それを思い出して、勇気につなげて勝っていきたい。 ---:これまでの戦績を振り返って自信のほどはどうか。 室屋 1年を通じて2戦ぐらいは運の向かないレースもあると予想していた。それがロシアであり、ポルトガルだ
レッドブル・エアレース 最終戦(インディアナポリス)は、10月14日(現地時間)に最後のフリープラクティスのほか、決勝へつながる予選も開催される。そして午前の「ハンガーウォーク」にスペシャルゲストの佐藤琢磨選手が現れた。 琢磨選手は、今年5月に今回のエアレースと同じインディアナポリス「モーター・スピードウェイ」で、日本人として初めて自動車レースのインディ500マイルレースに優勝。14日は室屋選手の応援に駆けつけたのだ。 琢磨選手は、インディ500の時と大きく変わったモーター・スピードウェイの風景に驚きを隠せない様子だった。会場を訪れて「エアレースは初めての体験だが、室屋選手の応援に駆けつけることを楽しみにしていた。会った瞬間に同じ“臭い”を感じた。勝利を追い求めるという共通項があったからだと思う。コックピットに座らせてもい、レースカーとは違うけれど共通点も多かった」と話した。 室屋選手は琢
レッドブル・エアレース2017シーズンが、室屋義秀選手の活躍で大きな盛り上がりを見せている。9月中旬に開催された第7戦ラウジッツで見事優勝し、一旦は落ちかけた順位で総合2位にまで再浮上。今週末に米国インディアナポリスで開催される最終戦に期待がかかる。 室屋選手は、千葉大会で昨年に続く連勝を果たし、続くブダペストでも3位表彰台を獲得。しかし、その後の戦績は振るわず、第5戦カザンでは「ラウンド・オブ・14」で5秒ペナルティを計上してポイント圏外。続く第6戦ポルトでも機体のテクニカルな問題でフリープラクティスをキャンセル。なんとか6位でフィニッシュしたものの、前半戦の勢いは失いかけている、と誰もが思った。 それを払拭したのが9月中旬に開催されたラウジッツでの第7戦だ。室屋選手はマット・ホール選手を僅か0.395秒差で下して3勝目。この結果、室屋選手は総合2位に再浮上し、総合首位のマルティン・ソン
6日、鈴鹿サーキットで全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)の今季第1回公式合同テストが始まった。異色の経歴を有するといっていい3人の外国人ルーキーも、SFでの本格始動を迎えている。 前日まで行なわれていた鈴鹿ファン感謝デーでもSFの公開テストセッションやデモレース(第0戦)が実施されており、それから引き続きのかたちで始まった2日間の公式合同テスト。活発だったストーブリーグが3月に入ったところで決着したことも受け、いよいよここから本格的な実戦モードに突入だ。 今年のSFは全19人の参戦選手中、5人が新人。そのうちのふたり、15年全日本F3チャンピオンで昨季からSUPER GT/GT500クラスで活躍しているニック・キャシディと、16年全日本F3チャンピオンの山下健太、KONDO Racing入りした彼らは、いわば正統派のステップアッパーである。その一方、残る3人の新人のキャリアは異色とい
自動車 ニューモデル 2023.11.29(Wed) 17:00 トヨタのBEVシリーズ最大級!? 電動SUV『bZ5X』デビューは2025年初頭か トヨタは2021年12月、『bZ4X』に続く新たなbZシリーズの電気自動車(BEV)として、『bZスモールクロスオーバー』『bZ SDN』『bZコンパクトSUV』『bZラージSUV』の4車種を発表した。このうちの「bZラージSUV」が、『bZ5X』として登場するという。スクープ班がその姿に迫る。 自動車 ニューモデル 2023.11.28(Tue) 8:00 『ラ・フェラーリ』後継モデルはV6ハイブリッドの全輪駆動!? コードネーム「F250」の正体は フェラーリは現在、車内コードネーム「F250」と名付けられた新型スーパーカーを開発中だ。ブランド初のハイブリッドカーとして登場した『ラ・フェラーリ』の後継モデルと伝えられており、F1やルマンカ
F1のレッドブル・レーシングは26日、2017年モデルのマシン『RB13』を発表した。 昨年は、シーズン途中に急きょマックス・フェルスタッペンを起用することになったレッドブルだが、そのフェルスタッペンが加入1戦目のスペインGPで優勝。またダニエル・リチャルドも勝利するなど、久しぶりに速いレッドブルが復活し、コンストラクターズランキング2位を獲得。今年は最強メルセデスのライバルとなりそうだ。 公開されたマシンは基本的に、カラーリングの変更はなし。ただフロントノーズの先端部分には吸気口のような穴が開けられているのが気になるところ。またレギュレーション変更に伴い、エンジンカウル上部に巨大なシャークフィンが復活。これによりレッドブルのロゴも昨年より増して大きく描かれている。そして新たにエクソンモービルと契約したことにより「ESSO」「Mobil1」のロゴが前後ウイングに描かれていた。 ドライバーズ
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