アメリカ視点だな、と思わせる部分もありますが、興味深い記述もあります。 尖閣諸島(中国名:釣魚島)の領有権をめぐる日中対立の悪化は、昨年、今や評判が落ちた当時の民主党政権が招いたものだ。日本が管理している尖閣諸島の周辺水域で中国船の領海侵犯が増えていたことへの反応と、型破りな石原前東京都知事が尖閣諸島を購入するという脅しを実行に移すのではないかという不安から、当時の野田首相は2012年9月に尖閣諸島の3島を民間の所有者から買い上げて国有化した。 中国は即座に反日暴動と外交関係の凍結でこれに応じた。中国の巡視船と漁船は日本の海上保安庁との緊迫したにらみ合いを始めた。それから数カ月のうちに両国の空軍はより活発な航空監視を開始した。そして、2カ月前、中国はそうした緊張をはらんだ空域で無人偵察機を飛行させ、事態を一段とエスカレートさせた。日本政府はこれを受けて、尖閣諸島上空からの退去を拒否する無人
TVアニメ、さくら荘のペットな彼女の第6話「雨上がりの青」のサムゲタンのシーンについては賛否両論あるようだが、僕は演出として極めて優れていると感じた。 第六話サムゲタン関連部分のあらすじ ヒロインの一人、青山七海は声優志望の高校二年生の勤労学生。両親に夢を反対され経済的に支援が得られないため、アルバイトをしながら養成所に通っている。 今回、無理をしすぎて大事な発表会の当日に体調を崩して倒れてしまう。 さくら草の住人たちは七海を発表会に行かせるべきか休ませるべきか話しあうが、椎名ましろの「私ならばいきたいと思う。行かせてあげてください」という一言でいかせる方向に。 七海、ましろ、神田空太(主人公)の三人はタクシーで発表会場へ。 七海の発表会は体調不良のため最悪の結果に終わる。 夕方三人はさくら草に、七海について軽い会話。 夜間、コンビニへ買い物に行く影。 翌朝みんなが目覚めると、先輩(三鷹仁
領土問題に関して言えば、日本政府はまさに当事者ですから領有権を主張するのはある意味で当然です。当事者が自分の利益のために主張することですから。 中国に対抗、尖閣諸島の領有主張=NY首席領事が米TV出演 時事通信 10月12日(金)10時26分配信 【ニューヨーク時事】在ニューヨーク総領事館の川村泰久首席領事は11日、米テレビ「NY1」のニュース番組に出演し、尖閣諸島について「法的にも歴史的にも日本の領土であることに疑問の余地はなく、解決すべき領土問題は存在しない」と主張した。 尖閣をめぐっては中国側が米主要紙に領有権主張の全面広告を出すなど対米世論工作を強めており、日本政府も対抗して発信を強化していく考えだ。 川村首席領事は「石油資源の可能性が指摘された後の1971年まで100年近く、中国が日本の尖閣領有に反対したことはない」などと指摘。同時に「日中両国は国際秩序と経済繁栄に対して大きな責
今日は帰宅途中で通った梅田のデパ地下街も、地元の鮮魚売り場もうなぎの在庫を売りつくそうとする呼び声がまあすごかったですね。阿鼻叫喚の域。絶滅が危惧される魚をそうまでして売ろうとするこの社会のあり方は、やはり深刻な反省に値するんではないでしょうか。 ともあれ、いま必要なのは「高かったから、売れなかったんだ」というメッセージを関連業界に送らないことです。いやまあ、「高かったから、売れなかった」というのは一面の真理ではあり、関連業界がそう考えることを阻止することはできないでしょうが、それだけではなく「持続可能じゃない商品だから買わないのだ」と考える消費者の存在を可視化する必要があります。別にうなぎ弁当を売るコンビニの前でピケをはるとか、イェルサレムの神殿を訪れたイエスよろしくスーパーのうなぎ売り場で商品陳列棚をひっくり返したりするとか、そんなハードルの高いことをしなくてもいいのです(かくいう私だ
Ha-joon Chang “Austerity has never worked” http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2012/jun/04/austerity-policy-eurozone-crisis 日本では、シバキ主義的風潮は(例の〈ナマポ〉叩きに見られるように)文化大革命的雰囲気さえ伴っているらしい。 韓国系の経済学者Ha-joon Chang氏は、シバキ主義は歴史的に見てもうまくいった験しがないという; It is increasingly accepted that these policies are not working in the current environment. But less widespread is the recognition that there is also plenty of histo
はじめにお知らせ。当ブログへのトラックバック(TB)の設定を、本文中に言及リンクがある場合に限って受け付ける設定に変更した。かつて、政治を扱うブログの世界では、言及リンクがなくても仲間内で相互にTBを送り合う習慣があったが、私はある時点から、他のブログにトラックバックを送る場合は、本文中に言及リンクがある場合に限ることにした。それを、受け取る方についても適用する次第である。FC2ブログの場合、そのように設定できるので、今後は本文中に言及リンクのない当ブログへのTBははねられてしまうはずだ。ご不便をおかけすることになるかもしれないが、ご了承願いたい。 さて、昨年末以来話題の中心となっている橋下徹だが、政界のニュースを見聞きしていると、一地方自治体の首長である橋下が、もはや与党の大物政治家より影響力の強い人間として扱われていてうんざりさせられる。たとえば、最近の小沢一郎の橋下徹へのすり寄りぶり
Thirteen Observations made by Lemony Snicket while watching Occupy Wall Street from a Discreet Distance 1. If you work hard, and become successful, it does not necessarily mean you are successful because you worked hard, just as if you are tall with long hair it doesn’t mean you would be a midget if you were bald. 2. “Fortune†is a word for having a lot of money and for having a lot of luck
離婚後の子の連れ去りに関する冷泉氏のコラムです。 ハーグ条約加盟、小手先の法案では対応不可能ではないのか? 2011年10月03日(月)12時10分 国際結婚が破綻した際に、一方の親が子供を出身国に連れ去るケースに対して、子供を両親が同居していた以前の国に戻すことを原則とするハーグ条約に、日本は2011年の5月にようやく加盟する方針を打ち出しました。アメリカの国務省の主張によれば日本人母が離婚裁判を省略し、あるいは判決に反する形で子供を日本に連れ去っている問題については145件という事例があるそうで、主としてアメリカとカナダなどが外交上たいへんに強硬な抗議を続けているのです。 (略) http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2011/10/post-348.php 個々の論点についてはまあ良いのですが、一箇所大きな誤りというか酷い点があります。 重大な問題とい
Togetter 「御用学者Wiki」についてのやりとり 上記のまとめが目にとまるまで「御用学者Wiki」なるものを見たことはなかったし、その後もろくに読んでいないので、そこにおける「御用」認定の妥当性についてはここでは問題にしない。「御用」認定の基準、および個々のケースにおける「御用」認定の根拠に十分な合理性があるか否かが問われるであろう、という一般論を述べておくにとどめる。 しかし看過しがたいのは、この「「御用学者Wiki」についてのやりとり」の当事者の1人でもある片瀬久美子氏の次のようなツイートである。 ・ちょっとでも触れると紛糾してしまう3大テーマ:原発、クジラ問題、南京大虐殺 (https://twitter.com/#!/kumikokatase/status/119645296681693184) 微修正 ・ちょっとでも触れると紛糾してしまう3大テーマ [日本版]:原発、クジ
pon @__pon_ @May_Roma 建物とか階層とか技能とかよりも、同じ人間に対する尊厳のほうが大事だと思いますよ。一部の人間を動物呼ばわりするような人間の集まった社会の、当然の帰結だと思います。 May_Roma めいろま 谷本真由美 @May_Roma 人様の家燃やす人間に尊厳ないですよ。貧しい人や小さな自営業の家や店だよ RT @__pon_: 建物とか階層とか技能とかよりも、同じ人間に対する尊厳のほうが大事だと思いますよ。一部の人間を動物呼ばわりするような人間の集まった社会の、当然の帰結だと思います。 pon @__pon_ @May_Roma んで、イギリスが移民を排除して英国人だけで社会を作ったとして、結局社会を階層化させて下層の人間を動物扱いして暴動を起こさせて、同じようなことを繰り返しながら縮小再生産していくんだなぁ、と思いました。現地からの貴重な情報有難う御座い
テレビから流れてくる放射性物質の危険情報、「放射能汚染は子供に強い影響あるんだって?」のうわさ話。子供を持つ親の多くは敏感になっていると思います。ネット上を見ていて思うのは、母親が心配してあれこれ対応策を探す姿が多いことでしょうか。もしかしたらこれはどらねこの観測範囲だけの事かも知れません。でも、ほんとうにそんな傾向があるのだとしたら、子育ては母親の役割・子供の健康を守のは母親の責任であると謂う、暗黙の了解や周囲の圧力があるせいかもしれません。 放射能汚染*1を漠然と心配する周囲のヒトは、母親に対策は何かやっているのか?こんなのがあるがどうだ?とアドバイスを送るかも知れません。心理的に余裕があれば、情報を吟味し、妥当なものを選ぶ余裕があるかも知れません、しかし心配でどうしようも無い状態でしたら、とりあえずやってみようかな、と思うかも知れません。アドバイスを受けたのに『何もしない』を選択する
女子サッカーを見始めた10年前、強豪国であったのは、王者アメリカ、ドイツ、スウェーデン、カナダ、中国、北朝鮮などであった。この名前を見ていて気づくのは、北方の欧米諸国か、東アジアの社会主義国だということだ。両者に共通するのは、女性の社会進出が相対的に進んでいるという点である。 女子サッカーの隆盛は、フェミニズムとともにある。女子サッカー文化の発展を牽引しているアメリカは、性差別を超えるプログラムの一環として、女子サッカー教育に力を入れた。その結果、女子サッカーはアメリカでは、「女こども」がするスポーツとなった。同様に、フェミニズム先進国であるドイツやスウェーデン、カナダといった北方の欧米諸国で、女性たちが積極的に関わってきた。男女同権が党是である「共産主義国」の中国や北朝鮮では、その国家主義的強化もあって、いち早く強豪化した。そこで隆盛化したのは、力と体格を前面に押し出すパワーサッカーだっ
厚生労働省が3月17日付で、放射能汚染された食品のウランやプルトニウム許容量を設定したことが一部で話題になっている。 http://toki.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1301113622/ http://tokumei10.blogspot.com/2011/03/blog-post_499.html 広く知られているように(ただしテレビで言及されているのは見たことがないのだが)、福島第一原発の3号機はプルトニウムとウランの混合燃料(MOX燃料)を使用している。多分既にプルトニウムは漏れているのだろう。 ところで、偶然、友人に勧められてルース・ベネディクトの『菊と刀』を10数年ぶりに再読していたところだったのだが、以下の一節に目が釘付けになってしまった(強調は引用者)。 「日本人が戦争中にあらゆる種類の事柄に関して述べた言葉が、比較文化研究者には
でも今日、ぜんぜん違う名前が決まってしまったというニュースが配信されました。上野動物園:「リーリー」「シンシン」 パンダの名前決定 東京都は9日、上野動物園に来た、つがいのジャイアントパンダについて、22日午後1時から一般公開することを決めた。新しい名前も発表。オスはリーリー(力力)、メスはシンシン(真真)。4万件を超える応募総数から選んだ。(毎日jp) 比力(ビーリー)が力力(リーリー)、仙女(シィエンニュ)が真真(シンシン)になったのですね。 まあ、メスの名前の仙女(シィエンニュ)が我々に発音しにくいということならば、愛称としてシィシィとかニューニューとかで呼ぶというのならわからないでもないですが、オスのビーリーは発音しにくいわけでもないでしょうし、なにも問題ないと思われるのですが、どういういきさつで名前を変えることになったのでしょうか。 上野動物園の名前募集サイトに書いてある文言を読
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く