日本共産党の志位和夫委員長は1日、衆院本会議で安倍晋三首相の所信表明演説にたいする代表質問にのぞみ、安倍「亡国政治」を象徴する四つの国政問題―(1)集団的自衛権(2)消費税大増税(3)福島復興・原発問題(4)沖縄新基地建設―を厳しく問いただし、特に外交と経済の面で新しい政策展望を示しました。民意に背く安倍政権打倒の国民的大運動を起こすため、国民とともにたたかいぬく決意をきっぱり表明しました。 (質問詳報) 日本外交の進路に関わって志位委員長は「閣議決定」された集団的自衛権の行使容認問題を取り上げ、首相がこの間の国会論戦で、自衛隊が「戦闘地域」に行き、攻撃された場合は「武器の使用をする」と明言したことを示し、「それは自衛隊が戦闘に参加することにほかならない」と厳しく追及。「アフガン・イラク戦争のような戦争で、自衛隊が米軍と肩を並べて戦争を行う―『海外で戦争する国』づくりこそ正体ではありません