平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ ※カテゴリは、「その他のお問い合わせ」を選択して下さい。
民主党政権の混乱がやっと終わったと思ったら、今度は自民党の(昔のように)何もしない政治が始まった。最初は力を入れていた「大胆な金融緩和」に効果がないと知った首相は、増税による「景気の腰折れ」を防ぐと称して、昔のバラマキ公共事業に回帰してしまった。来年度予算は、シーリングもなしだ。 このような民主政治の前提とする「国家の主権者は合理的な個人であり、彼らの民意を正確に集計して政治に反映させる」という論理はフィクションである、と著者は断定する。実際の政治は、自律性も合理性もないできそこないの個人が付和雷同して決めるものであり、民主政治は危険な統治機構である。 さらに危険なのは、「人権」や「平等」を求めて、自分たちの正義を社会に押しつけようとする大衆人である。彼らはその人権なるものが「神から与えられた」神聖で不可侵の自然権だと主張し、このような信仰にもとづいてフランス革命が行なわれ、多数派からなる
新幹線とナショナリズム (朝日新書) 作者: 藤井聡出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/08/09メディア: 新書この商品を含むブログ (4件) を見る Kindle版もあります。今回僕はこちらで読みました。 新幹線とナショナリズム 作者: 藤井聡出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2013/08/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 新幹線はナショナリズムでつくられた。世界に冠たる日本復活のために、いまこそナショナリズムを喚起し、新幹線ネットワークの整備を急げ。新幹線が通っている都市は発展し、通っていない都市は衰退する。ローマも中国も、交通投資をすることによって発展した。新幹線は「豊かさ」をもたらし、さらには精神的結びつきも強くする。経済発展のほかに、私たちが得るものは何か。新幹線で読み解くナショナリズム論。
近代国家は大きくなりすぎ、タレブのいうフラジャイルな制度になってしまった。財政破綻や金融危機などの問題は、あまりにも複雑でコントロール不可能だ。これから世界の成長の主役になるのは主権国家ではなく、上海、ムンバイ、リオデジャネイロなど1000万人以上の人口を集めるメガシティである。こうした都市は、ダイナミックな競争によってアンチフラジャイルな未来のシステムになるだろう。 国家の形態としてもっとも古く、もっとも効率的なのは都市国家である。世界の一人あたりGDPの上位にもルクセンブルク、香港、シンガポールなどの都市国家が並んでいる。それは軍事的には主権国家に勝てなかったが、現代の戦争においては地上戦は大した問題ではない。 日本は日米同盟でアメリカに国防を「外注」しているので、少なくとも大都市は都市国家としてやっていけるだろう。都市国家に議会は必要ない。シンガポールのように選挙で選ばれた独裁的な市
映画、旅、その他について語らせていただきます。 タイトルの由来は、ライプツィヒが私の1番好きな街だからです。 日本において、学校体育で柔道ほどたくさんの死者が出ているスポーツはほかにありません。ボクシングなども危険なスポーツですが、なんだかんだいってもアマチュア、プロとも競技人口が多いとはいえない。しかし柔道は(だいぶ競技人口は減っているとはいえ)、中学にも普通に部があるスポーツです。そのようなスポーツで、部活動の枠内でこの30年弱で100人を優に超える中学生・高校生らが死亡しているというのはなんとも怖い話です。 いま私は >部活動の枠内で と書きました。一般の町道場での事故を入れればこの数ではすまないわけだし、死ななくても意識不明で寝たきりになっている(元)子どももいるわけで、これまたなんともとんでもない話です。 ところがですよ。こういった話はなかなかマスコミも記事にしないし、世間の動き
2013年08月20日14:11 by jyoshige 【書評】なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか カテゴリ書評 なぜ景気が回復しても給料は上がらないのか (働く・仕事を考えるシリーズ) [新書] 3人の著者はいずれも第一線の労働弁護士で、法律家の立場から、各種判例を 交えつつ、日本の雇用法制に大胆に踏み込んだのが本書である。 タイトルを見てアベノミクス批判本と思った人もいるかもしれないが、本書はアベノミクス 自体をどうこう言う本ではない。ただ、どんなに金融緩和をして多少景気を良くしたところで 日本企業がおいそれとは賃上げ出来ない構造について解説する(下線は本書からの引用)。 主な論点について紹介しておこう。 ・終身雇用のままでは、怖くて賃上げなんて出来ない 筆者自身もこれまで述べてきたように、一度上げてしまった賃金はなかなか下げられない ため、本当なら賃上げできる状況でも企業は賃
今日の横浜北部はまたしてもよく晴れました。暑さは続いております。 さて、久しぶりに軽い読み物を。 といっても、相変わらず「テクノロジー」に関するものなんですが。 === 本は読んでとっておくもの Byヴァーリン・クリンケンボーグ ●私は一冊の本(エド・マクベインのもの)を自分のiPadで読み終え、これををクラウドに預けたところだ。 ●これによって、この本は私の「デバイス」から消え去ったわけであり、同時に私の意識からも消え去ってしまったわけだ。これは非常に奇妙な感覚だ。 ●現物の「本」を読むときには、私はその本の文章や本そのもの――その形やジャケット、その重さと印刷の体裁など――を覚えている。 ●ところが電子書籍を読んでしまうと、覚えているのは文章だけだ。 ●本の「本らしさ」というのは消滅してしまうし、むしろそれはそもそもはじめから存在しないものと言えるだろう。 ●アマゾンが私に教えてくれる
科学・文化 『はだしのゲン』騒動のばからしさ 「一冊の本だけを読む人に気をつけよう」 --西洋の諺 騒動の実態とは 最近のメディアを見ると、ばかばかしさにうんざりすることが多い。小さな話を大騒ぎをして世の中を混乱させ、2週間後には忘れてしまう。2週間前の麻生氏の「ナチスに学べ」発言は予想通り沈静化して、私はうんざりした。今度はマンガ『はだしのゲン』の騒ぎだ。 中国新聞8月13日記事) 1・汐文社(東京)発行の『はだしのゲン愛蔵版』1〜10巻のうち、後半の6〜10巻の閲覧を、島根県松江市教育委員会が制限した。 2・市教委によると、昨年12月に小学校全35校、中学校全17校を対象に開いた校長会で、本棚に置かず倉庫に収める「閉架」とするよう口頭で求めた。作品を所有する各校は要請を受け入れ、閲覧を制限している。学校長の許可があれば、読めるそうだ。 3・制限の理由は、「子供たちに間違った歴
明治維新は、驚くほど低コストで実現した「革命」である。たとえばフランス革命の死者は60万人以上、その後のナポレオン戦争を入れると200万人以上だが、明治維新の死者は西南戦争を入れても3万人強にすぎない。この奇蹟的な革命は、何によって可能になったのだろうか? その一つの原因は、拙著でも紹介した尊皇攘夷思想である。日本に輸入された朱子学は、最初は幕府を正統化する御用学問だったが、そのうち天皇こそが正統な「天子」であり、幕府はその地位を簒奪した「逆臣」だという水戸学の尊皇思想に変質してゆく。 ただ著者によれば、水戸学の本来の思想は、他国の脅威を排除して国家を統一するためには非公式の幕府の権力だけではだめで天皇家の正統性が必要だというもので、革命思想ではなかった。ところが徳川家定の後継将軍として水戸家が一橋家の慶喜を推したのに対して、家定の側近だった井伊直弼などがこれを将軍家を紀州から奪う陰謀と誤
先週の『情熱大陸』で、林真理子さん曰く「印税と原稿料だけで食べていける作家は、日本に50人しかいない」とのこと。 作家が小説家だけなのか、もっと広い意味なのかは分からないが、この言葉が一番印象に残った。 私もコンサルタントとして、共著も含めると10冊くらいの書籍を出した。人事制度構築の実務書が中心なので、合わせても5万部くらいしか売れていないが、仕事の上では大きな貢献をしてきてくれた。 本を出す目的とは何だろう? 人によって様々だが、 1.印税による収入 2.自分や会社のPR 3.考えや知識を広く人々に知ってもらう 4.自分の生きた証や記念として などが挙げられる。 1.印税による収入 小説家や漫画家など、書物販売から得られる収入を生活の糧としている職業がある。しかし、林さんの言葉のように、印税で食べていくのは至難の業である。 ・1,500円の単行本として、印税が通常8~10%程度なので、
このドメインは お名前.com から取得されました。 お名前.com は GMOインターネットグループ(株) が運営する国内シェアNo.1のドメイン登録サービスです。 ※表示価格は、全て税込です。 ※サービス品質維持のため、一時的に対象となる料金へ一定割合の「サービス維持調整費」を加算させていただきます。 ※1 「国内シェア」は、ICANN(インターネットのドメイン名などの資源を管理する非営利団体)の公表数値をもとに集計。gTLDが集計の対象。 日本のドメイン登録業者(レジストラ)(「ICANNがレジストラとして認定した企業」一覧(InterNIC提供)内に「Japan」の記載があるもの)を対象。 レジストラ「GMO Internet Group, Inc. d/b/a Onamae.com」のシェア値を集計。 2023年5月時点の調査。
日本には刺激っぽいメディアサービスに溢れているから、本なんか読んでいられないのかな。本屋に行けば、目立つ場所には自己啓発書とかコミックが平積みされており、さっと読める本が幅を利かしている。電車の中でも、数年前までは本を読む乗客を見かけたが、いまではスマホでゲームを興じたり、メールやチャットでやり取りする人がほとんどだ。本の世界でも、日本は特異なメディア環境にあるのかな。 今年のWorld Culture Score Indexでも31か国を対象に、テレビ、ラジオ、コンピューター/インターネットの週間接触時間を調べた。コンピューター/インターネットの利用時間には仕事用途を省いているが、それにしても日本人の利用時間が少なすぎるのは、接触端末としてスマホなどのケータイを含んでいないためか。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く