出典:日経コンピュータ 2014年12月11日号 pp.32-35 (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) OSSはなぜ生まれ、誰が保守しているのか。その事情はソフトごとに異なる。そしてOSSがゾンビ化するリスクは、開発事情に大きく依存している。 本パートでは開発事情によってOSSを大きく五つに分類。それぞれについて、ゾンビ化のリスクを分析する。 本誌はOSSを開発事情によって以下の五つに分類する。「新機能追求型」「サポートビジネス型」「マーケティング型」「呉越同舟型」「特殊事情型」だ。それぞれのリスクを見ていく。 リスク高:新機能追求型 既存の商用ソフトにはない新機能の実現を目指して開発された「新機能追求型」のOSSは、ゾンビ化するリスクが最も高い。 ゾンビ化するパターンは大きく三つある。(1)新機能が他のソフトでも実現可能になることで、そのOSSの存在意義が
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