MA(マーケティングオートメーション)やSFA(セールスフォースオートメーション)が生まれ、最も普及している米国と日本の違いを3回シリーズで説明しています。第1回の「意思決定プロセス」、第2回目の「法律」に続いて、今回は「データマネジメント」の違いについて書こうと思います。 言うまでもなくデータベースマーケティングとは、正しく管理された「洗練されたデータベース」がなければ実現できません。日本のBtoB営業はリードデータを収集してから案件化するまでと、案件化してから受注になるまでのそれぞれのリードタイムが長いという特徴があります。この事は欧米よりも長期間にわたってデータを保持する必要があるということですから、データマネジメントは極めて重要な要素なのです。 MA各社が米国での製品リリース後、10年近くも日本市場に参入しなかった理由のひとつが、この「データマネジメント」です。日本語データのマネジ
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