今月19日、日本人2名がイスラム国勢力に誘拐され身代金2億ドルを請求された事件が発生。一方的に指定された72時間の期限が迫っています。事件解決に奔走している関係者の尽力を思うと、絶望的な状況とはいえ彼らの努力が報われて良い結果をもたらすことを祈らずにいられません。 それにしても今回の事件をうけての日本のいわゆる左翼系の方々の言動にはあきれさせられました。 いろいろな場で俎上にあがっているのでいまさらではありますが、山本太郎参議院議員による安倍首相あての「2億ドルの支援を中止し、人質を供出してください。」というツイッター上の主張はこの最たるものでしょう。 4年越しのシリア内戦。「アラブの春」以降ここ5年間にわたるチュニジアからアラビア半島に至るアラブ各国での政情不安定。去年のイスラエルによるガザ地区への侵攻。そしてイスラム国勢力によるイラク北方地方における少数民族クルド人、とくにヤズィーディ
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