1996年、国連人権委員会の特別報告官ラディカ・クマラスワミ女史がまとめ上げ、同委員会に提出されたのが、「女性に対する暴力」付属文書の「戦時における軍の性奴隷制問題に関して、朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国及び日本への訪問調査に基づく報告書」である。これがわが国において、いわゆる“クマラスワミ報告書”と呼ばれるものだが、現在、ネット上でアジア女性基金による日本語版も公開され、読むことができる。 それではその証言とはどのようなものか。証言の項目の冒頭で紹介されているのが、チョン・オクスン(1995年7月当時74歳)のそれであり、以下に引用する。 「私は1920年12月28日、朝鮮半島の北部、咸鏡南道のプンサン郡ファバル村で生まれました。6月のある日、当時13歳だった私は畑で働く両親のために昼食を用意するため、村の井戸に水をくみに行きました。そこで日本人の守備兵の一人に襲われ、連れて行かれ
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