こんなに自分にフィットするやり方があったのか、とびっくりしたことを覚えています。近所の書店で何気なく買った酒井邦秀著『快読100万語! ペーパーバックへの道』という本が提唱する、独特の英語学習法のことです。 著者の手法を簡単に述べれば、「いちいち辞書を確認しないで、英語の本をやさしいものから読んでいき、やがてふつうの大人が読むペーパーバックをすらすら読めるようにする」というもの。このやり方が私にはぴったりでした。 私は理系出身で、とくに英語が得意だったわけではありません。しかし1990年に社会人になった頃から、つねに英語は必要だと感じてきました。海外旅行でも英語が使えれば便利ですし、世界のニュースをいち早く詳しく知るためには、日本語だけではなく英語のサイトを読めたほうがいいからです。国際化が進むなかでは、仕事でも英語の必要性が増してきます。 ですから、いろいろな手法で英語学習に取り組んでき