「私は、大阪に生まれ、大阪に育ち、大阪を愛しています。愛する大阪を壊してはなりません!」 これは、「大阪都構想反対」を主張する自民党竹本直一、民主党辻元清美両大阪支部長の街頭演説に共通した一節である。 有権者には心地良く響きそうなこの言葉だが、かつては、東の東京と並び称され、西日本の中心地として君臨してきた大阪の、目を覆うばかりの地盤沈下の惨状を認めない人の言葉でもある。 グローバル化を始めとする激動の波が世界を襲っている今日、大阪に限らず、何処の国、何処の都会でも、政治の仕組み、統治の仕組み、意思決定の仕組みを考え直す時期に来ている事は確かだ。 そして、見直しを怠れば未来が無い事も火を見るより明らかである。 ここでもう一度、先の拙稿(都構想1:竹本はん、辻元はん、あんたらどっち向いとんねん)でも触れた辻元議員の「理念と政策」と竹本議員のオフィシャルWEBに、目を通して欲しい。 そこに、「