事業部門の担当者が、事業の構造を知るために生データを分析する。膨大なデータから何らかの傾向を見い出すためには、何度も切り口を変えて集計を繰り返す必要がある。前回は、Excelの延長で利用できる「Power BI」と、試行錯誤の繰り返しに適したツールとして「Tableau(タブロー)」を紹介した。今回は、Tableauの特徴やそのほかのツールとの連携について解説する。 Tableauには、パソコンにインストールして使う「Tableau Desktop」、サーバーで使う「Tableau Server」、クラウドの「Tableau Online」などがある。Tableau Desktopの1ユーザー構成で25万円から。Excelのアドオンで使える「Power BI」は別にして、データ分析専用のツールとしては比較的安価だ。事業部が導入するにしても、ハードルは低いといえるだろう。 付けた属性のチュー