座談会に参加したのは、日本オラクル、日本マイクロソフト、日本IBM、SAPジャパンの4社。インメモリーやカラムナー機能の拡充が、商用データベース(DBMS)の最新トレンドだ。長年にわたり性能や信頼性を向上させてきたDBMSだが、今、ビッグデータ活用が進化に拍車をかける。まずは、各社の最新製品、注力点を見よう。
![[1]DBベンダー「ビッグ4」の製品・戦略](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)
米マイクロソフトといえば、Windowsシリーズに代表されるパッケージソフトウエア事業が中心。しかし近年、企業向けITソリューションや家庭用ゲーム機(Xbox)など、事業の多角化にも余念がない。以前は、2007年に提訴されたカナダi4iとの特許訴訟に敗訴し、Wordに含まれるカスタムXMLの文書管理関連のプログラムの修正を余儀なくされるととともに、約2億9000万ドルの損害賠償命令を下されるなど、知財戦略に長けているとは言いがたい状況であった。 ところが特許訴訟での敗戦を教訓とするかのごとく、研究開発への投資を加速させた。米国年間特許取得件数において2000年には244件(第45位)であったのが、2006年は1463件(第12位)、2009年は2906件(第3位)と急増させている(直近の2012年も2613件で2000件台後半を堅持)。しかも近年では、同社が保有するAndroid関連特許の
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