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河合薫に関するmario272のブックマーク (12)

  • 「大手の契約社員と中小の正社員、どっちが得?」 :日経ビジネスオンライン

    先日「おう、そう来たか!」と、少々答えにつまる質問を学生にされた。 「大企業の契約社員になるか? 中小企業の正社員になるか? どっちが得なんでしょうか?」と。 彼は7月に早々と中小企業の内定をゲット。にもかかわらず、現在も就活続行中だ。 「できれば安定している大企業に入りたい。契約でも派遣でもなんでもいいから、大企業に入ってしまえば、その後、正社員になれるかもしれない」 そんな淡い期待感があるのだという。 確かに契約で採用し、3年後に正社員なんて企業もあるので、そういうルートで入りたい会社を目指すというのはアリ、だ。 でも、どっちが得? の、得ってナニ? 「最近、大企業は続々と自由な働き方対策進めてるでしょ? ああいうの聞くと、やっぱ大企業の方が得だなって思うんですよ~。給料も高いし……」 なるほど。在宅勤務オッケー(リクルート)、労働時間のインターバル規制(KDDI)、週休3日(ユニクロ

    「大手の契約社員と中小の正社員、どっちが得?」 :日経ビジネスオンライン
  • 「“人参”で子どもを走らせた大阪」と成果主義中毒が追う幻影:日経ビジネスオンライン

    子どもの世界は、おとな社会の縮図――。よく言われることだが、子どもから学ぶことって実に多い。純粋な正直さが人間の質を残酷なまでに映し出し、オトナたちが忘れかけている、“力”を思い出させてくれるのだ。 っと、ちょいとばかり大袈裟な書き出しとなってしまったが、今回は「だよね!」っと至極納得させられた、「子どもたちの成果」を取り上げようと思う。 「内申点に反映されるので、子どもが気で取り組んだのだろう。やればできることがはっきりした」 こう満足げに語るのは大阪府の松井一郎知事。先日公表された全国学力・学習状況調査の結果を受けてのコメントである。 今年4月に実施された学力テストで、大阪府は大躍進。2007年度以来、全国平均を2ポイント以上下回っていた屈辱を晴らし、数学(A ・B)では全国水準に肩を並べ、最も差の大きかった国語Aでも1.4ポイント差まで縮めたのだ。 大阪府といえば、テスト結果の公

    「“人参”で子どもを走らせた大阪」と成果主義中毒が追う幻影:日経ビジネスオンライン
  • 上司の長話とセックスの淫靡な関係?!:日経ビジネスオンライン

    毎年、この時期になると「フランス人になりたかった」とマジで思う。特に、今年は猛暑のせいもあってか、余計にバカンスを欲している。 あづい、だるい、ねむい、の三重苦が連日続き、行きつけの“自習室カフェ”もガラガラで居眠りに最適の場所となった。 ん? ってことは、みんなちゃんと休めてるってことなのだろうか? 今年の夏休みは、平均8.1日 夏休みに使うお金は「4405円」アップで、 調査開始以来最高の8万9296円! 「自宅でゆっくり過ごす」(67.9%)が、10年連続でトップ! 海外旅行に行く女性の「約5人に1人」が「おひとりさま」で! と数字上はなっているが、連続で何日も休める“ご身分”の人っていかほどいるのだろうか。 ※上記は明治安田生命保険の調べ 「うちは夏休みは5日あるけど、連続は無理。お盆と9月の連休に細切れにくっつけてる。これはコレで結構うれしいんだけどね」 「うちなんて35歳になる

    上司の長話とセックスの淫靡な関係?!:日経ビジネスオンライン
  • 「東芝だけじゃない!」 ノーと言えない部下と無能な上司の因果応報:日経ビジネスオンライン

    「ノーと言えない組織風土って……。フツー言えないだろ?」 「だよなぁ。所詮、サラリーマンだし」 「会議とかで意見求められたときなんて、思わず死んだフリ(笑)」 「言うだけ損ってか?」 「ハハハハ」――(一同悲しい笑い)。 例の東芝“不適切会計問題”に関する報告書は、ついこんなシーンを思い描かせる内容だった。 え? 「そこじゃないだろ! 注目すべきところが。ガバナンスが◎△※●××~~〜〜〜」って? はい。そうかもしれません。会計処理やら監査やらに詳しい方たちには、叱られてしまうかもしれません。が、所詮、屋。 世の中で生じる問題の9割は、人のココロが影響すると確信している私には、 「コレじゃダメだ! どうにかしろ!」と厳しく迫る上司と、 「………」と口をギュッとへの字にして貝になる部下。 で、その部下が自分の部署に戻り、 「コレじゃダメだ! どうにかしろ!」と自分の部下に迫り、 「……

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  • 「生きる……」 親が子に見せた愚直な欲求の覚悟:日経ビジネスオンライン

    「めちゃくちゃ元気だった父が、ちょっと具合が悪いと病院に行ったら、すい臓癌が見つかって。既に十二指腸と肝臓に転移。余命3カ月と言われたのが昨年の暮れです。結局、頑張って7カ月もちました。でも、この7カ月間で、私は父にいろいろなことを教えてもらった。親っていうのは最後の最後まで、ホント死ぬまで、子どもに大切なことを教えてくれるんですね」 こう語り出したのはフリーランスで働く、40代の女性である。 多くの同級生たちがそうであるように、彼女もまた、“親の変化”に昨年末に直面した。 子どものときは親が必死にいろいろと教えても、それが“親の教え”であることが分からない。ところが、オトナになり、親と向き合うと見えてくるものがある。 病い、老い。そして、人が人である限り避けて通れない“死”は、人間にとって一番の恐怖であり、危機であり、困難であり、ストレスである。その死へのカウントダウンが始まったとき、親

    「生きる……」 親が子に見せた愚直な欲求の覚悟:日経ビジネスオンライン
  • 「したくもない結婚もした」 “18歳少女”が憂う戦後の自己チュー主義:日経ビジネスオンライン

    先日、フィールドインタビューにご協力いただいた女性の言葉は、そのすべてが、とてつもなく重かった。 自由って何なのだろう? 権利って何? 自分らしく生きるって何? 仕事って、結婚って、家族って……何? 何なのだろう? とにもかくにも、考えさせられてしまったのだ。 「私がね、小学校の頃の学芸会は、金持ちの子どもしか主役になれなったのよ!」――。 こう語り始めたのは、終戦の年に18歳だったキャリアウーマンの大先輩。現在は、車椅子の夫と介護施設で暮らしている。 「自立の精神が発達してる欧米人は、ある年齢になると自分から介護施設に入所するけど、日は親の介護が限界になった時点で入所する。子どもは、“やれ、やれ”って辛い介護から解放されるから、面会なんか来てくれない。入所者たちは施設を、“姥捨て山”って呼んでるわ」 かつての“18歳の女の子”は、「私なんかの話で、あなたのお役に立つなら、なんでも話すわ

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  • 「トイレ大臣と松下幸之助信者」の主客転倒:日経ビジネスオンライン

    今回は、「トイレ信仰のあべこべ」について考えてみようと思う。 「トイレって、例のトイレ大臣か?」 いやいや、そういうわけではありません。 といっても、自称“トイレ大臣”の例は、“あべこべ”が最も分かりやすいので、まずはその件から入るとしよう。 政府が先月26日にまとめた成長戦略に、内閣官房の「すべての女性が輝く社会づくり推進室」がまとめた「トイレに関する取り組み」が盛り込まれた。 ご存じの通り、これは自称“トイレ大臣”の有村治子女性活躍担当相の発案である。 「女性にとって、トイレは毎日お世話になっているもの。女性の暮らしの質を高めるには、トイレの空間を変えていくことが大切だ」 “トイレ大臣と呼ばれるくらいやります!”と雄たけびを上げた大臣は、トイレ改革の理由をこう説明している。 でもって、大臣がトイレのろしを上げた途端、 「トイレが快適なら、女性が輝くんかい? そんなわけないっしょ?」 と

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  • 「今日、誰とも話してない……」 40代を襲う病魔の先にあるモノ:日経ビジネスオンライン

    誰だって、健康でいたい。 だが、べ物に気をつけ、適度な運動をし、健康的な生活をしていても、病魔に侵されることはある。病気になるリスクを、ゼロにするのは不可能だ。 しかも、その“変化”は、皮肉にも元気であればあるほど突然に訪れる。 ある日を境に、満足に仕事ができなくなり、時短勤務でしか働けなくなり、長期療養が必要となり、最悪の場合、退職に追い込まれる。 と、何だかちょっとばかり重い出だしになってしまったが、今回はそんな健康不安と切ない気持ちが入り乱れた話からスタートします。 テーマは、20年、いや15年後の「私たちの問題」とでも言っておこう。 今から2年前、駅の構内に座り込んでいた73歳の男性が保護された。ホームレスの“見回り隊”に声をかけられた男性は、自分の状況を十分に説明することができず、 「認知症が進んでいる」――と判断されたのだ。 その後の調査で、 ・男性が40年もの間、調理師とし

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  • 「リストラ・ひも・ウツ」 育児に協力するオトコの世間体:日経ビジネスオンライン

    リアクションに困る――というのは、こういうときのことを言うのだろう。 「やっぱりね、女性は家で子育てをしっかりやるのが正しいですよ。“男まさり”の女性が増えちゃったから、男たちがひ弱になった。家族を養わなきゃって思うからこそ、必死で働くし、モチベーションも上がって出世するんです」 (えっと…、そのなんというか、いや、まぁ、すみません。わ、私もソノ“男まさり”群なるものに、カウントされているわけですね?) 「ウチの会社はね、育児休暇だけは男もちゃんと取れって言ってるの。出産のときだけは、ちゃんと休んで家族サービスしろって。私なんて子どもが産まれたときに出張行って、いまだに女房にそのときの文句言われちゃうからさ。先生が言ってたとおり、誰だって自分の存在価値とか、必死でやったことを認めてほしいからね。だから女房が子どもをがんばって産んでくれたときには、“よくやった。ありがとう”って言って労わなき

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  • 「“東京人との約束”が避難区域に引き止めた!?」 原発事故4年目の真実:日経ビジネスオンライン

    先日、福島県川内村にお邪魔してきた。1年ぶり。遠藤雄幸村長と縁あって村に通い続けた日から1年ぶりに、懐かしい方たちに会ってきたのである。 そして、今回は…… ・“あの日”からずっと避難することなく村でお米を作り続けた人 ・昨年10月に避難指示が解除された地域でりんどうの栽培に挑んでいる人 ・郡山の仮設住宅で暮らす方たち…… など、たくさんの方たちの“4年間”も伺ってきた。 帰村した人にも、帰村していない人にも、それぞれの理由があって。それぞれの考え方、生き方、価値観があって。それでも、みんな前を向いて必死で生きていた。私なんかには想像できない困難や悲しみを抱えているはずなのに、みんな元気で、明るくて、強くて。誰もがそれぞれの道を進もうと踏ん張っていた。 一方、村を見渡す限り、「復興している」とか「復興が進んでいる」とはとてもじゃないけど言えなかった。東京電力福島第一原発から20キロ圏内にあ

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  • 「ミニスカvs破れストッキング」 乗客を魅了するCAが誕生したワケ:日経ビジネスオンライン

    「懐かしい~!! アレってどこの飛行機なんだろう?」 昨年、福岡空港にポツリとたたずむ小さな青い翼の飛行機を見て、ちょいとばかり昔を思い出していた。 今から四半世紀前――。たった2機のジャンボで、ロサンゼルス、ワシントン、シドニーの3の長距離路線を飛んでいた、「JALに追いつけ、追い越せ!」が合い言葉だったANAの新人CA(キャビンアテンダント)時代である。 そんなはるか遠い昔の、ホッコリした心地よい気持ちを蘇らせたのは、天草エアラインの「親子イルカ号」。最も予約が取れない日一小さな航空会社として注目を集めている、わずか39席のプロペラ機、DHC-8だ。 天草エアラインは、V字回復をした奇跡の企業として、さまざまなメディアで取り上げられている。特に、先日フジテレビの情報番組で放映された特集は、実に面白かった。画面に映し出される社員たちの明るさとダサさは(←こんな表現でごめんなさい)、か

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  • 「認知症は作られる!?」 介護離職の複雑すぎるリアル:日経ビジネスオンライン

    知人が会社を辞めることになった。理由は、介護だ。 「半年前にはこんなことになるなんて、これっぽっちも考えてなかった。半年どころか、3カ月前もです。親の変化は、ある日突然くると同級生から聞いてましたが、自分が当事者にならないと、この大変さって分かりませんね」 “変化”が起きたのは、半年前のある晩のこと。 昼間は元気だった父親が「頭が痛い」と、いつもより早くベッドに入った。 翌日、病院に行くと脳梗塞を起こしていることが判明。ひと月の入院を強いられ、退院したときには介護が必要な状況で、その後は日を追って年老いていったそうだ。 「このままでは、母もおかしくなる」――。そこで退職を決めたのだと言う。 実は、この半年間で、私の周りで立て続けに“親の変化”が起こっている。おそらくそういう年回りなのだと思う。80歳前後になった両親、特に父親に変化が起こり、 「お互い、大変だな」 「うん」 何度、こんな会話

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