記事 CX Trends 2024: インテリジェントなCXでビジネスの未来を切り拓くAI、自動化、データ分析の普及やそれらによる劇的な変化など、これからのインテリジェントなCXの時代にすべてのCXリーダーが知っておくべき最新のCXトレンドをご紹介します。
小玉:アルゼンチンについて言えば、通貨ペソの下落は独自の要因に根差した部分が大きいのです。1つがインフレ率の改ざんです。公式統計だと前年比で10%程度の上昇ですが、民間の調査では25%くらいありそうだと。市場では以前から公然の秘密のように言われていました。 当然、インフレが進んだ分、通貨は安くならないといけないわけですが、為替介入で無理やり抑えてきた。それが限界に達したということです。外貨準備は昨年初めとの比較で35%程度減少し、持続可能な政策ではないと市場も政府も気づき始めました。大幅な調整はある意味で必然的な過程であって、どこかで起きることは不可避だったと思います。 アルゼンチン独自の要因に根差していますから、他国に波及する必然性はないはずでした。昨年末時点と年明けの時点を比べると、多くの新興国は客観的な情勢は大きく変化していません。当初は新興国通貨の混乱はそれほど長引かないと思ってい
ビッグデータに挑む世界中の企業が注目する日本製OSS(オープンソースソフトウエア)が、大量のログデータを高速で集める「fluentd(フルーエントディー)」だ。開発者の古橋貞之氏は、米国でトレジャーデータを共同起業。「DWH(データウエアハウス)クラウド」の開発を主導する。 米国ではプレゼン資料共有サービスのスライドシェアや、オンライン広告最適化技術を開発するコンテキストロジックが、分析用データの収集にfluentdを使い始めました。グリーやNHN Japanといった日本企業のほか、シンガポールの動画配信サービス「Viki」や中国のオンラインTV「PPTV」もfluentdのユーザーです。 fluentdは、様々なシステムが蓄えたログデータを「JSON」という分析に適した形式に変換したうえで、高速に集めるツールです。既存システムの多くは、分析に向かないテキスト形式でログデータを保存していま
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