私は現場に入り、営業目標の絶対達成を支援するコンサルタントです。組織の成績はマネジャーの力量次第で変わります。 部下育成も同じです。自由にやらせすぎる上司は困りますが、干渉しすぎの上司も問題です。過干渉の上司を持つと「言われないとできない部下」になってしまう危険があるからです。 次の管理部長と課長の会話を参考にしてみてください。 ●管理部長:「4月から課長をやってもらって半年以上経ったな。どうだ、少しは慣れたか」 ○課長:「なかなか難しいです。4人部下がいますが、1人だけ手がかかるのがいまして。この部下は『5』と言ったら『5』しかやりません。時には『4』で終わってしまいます。他の3人は自分で考えて『8』とか『9』くらいまでこなしてくれるのですが」 ●管理部長:「例えば」 ○課長:「このままだと今期の目標達成は難しい、自分の担当エリアにある競合他社の動向をリサーチしろ。先日4人にこう指示しま
![どうして「言われないとできない部下」が出来上がるのか?:日経ビジネスオンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05f492a9ba706b05ca8fd61b1840b099fb59fdc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbusiness.nikkeibp.co.jp%2Fimages%2Fn%2Fnbo%2F2011%2Fcommon%2Fnbologo_ogimage.png)