4月の奉職以来、教員生活もはや3ヶ月が過ぎようとしている。この頃になると、小学校の学級はだいたい固まってくるようだ。安定しているか、崩壊しているか、である。以前ほど学級崩壊も話題にならなくなったが、それは減っているわけではなく、珍しいものではなくなったからだろう。そういった現状は、またの機会にお伝えしようと思う。 今回は、英語教育(外国語活動)について、現場の状況をお伝えしたい。個人的には小学校から英語教育はやるべきだと思っているのだが、現状を見ているととても悲しくなってくるのである。幼児期は英語より母語が大事だとか、そういう高尚な話ではないので、悪しからず。 現在は小学校でも、5・6年生で週1コマは必修、自治体によっては1年生から実施している。私が勤めるY市も、教育委員会の熱意で1年生から実施している。 カリキュラムは学校の手作りである。しかも忙しい中手探りで作られているため、1年生でも