平成24年度(2012年度)からの新学習指導要領により、現在の中学校ではプログラミングが必修項目に入っていることをご存じだろうか。 現代社会において、ITはなくてはならない必須のツールとなっているが、それを裏で支えているIT技術者については人手不足の状態が続いている。その流れを受け、教育の現場でもプログラミングが必修化された形である。 経済産業省が発表した「情報サービス産業の現状」によると、ウェブビジネス市場は2011年の11兆円から20年の47兆円まで、約4.5倍に拡大すると予測されており、今後さらなる人材不足に陥ることは必至である。 2014年9月18日の日経新聞でも「IT分野の派遣『月収100万円』でも集まらず」というような記事(会員限定)も出ており、すでにIT業界における人材不足は深刻な事態となりつつある。 今回のコラムでは、今後ITの重要度が増す中、日本の未来を左右するであろう子
最近、久しぶりに不毛な会議に出席しました。1つ目の会議は、ある企業の「来年度の部の方針についてのディスカッション」というもので、1年半ほど前に部門長に昇進した女性管理職の方が主催でした。私はオブザーバーとして出てほしいと、その会社の常務から強く頼まれて出席しました。事前に詳しい内容は貰えなかったので、どうなるのかと心配していたのですが、悪い勘は当たりました。 会議が始まるとすぐに、女性部門長が「今日はお集まりいただきありがとうございます。来年度の部の指針を決めなくてはいけないので、みなさんの意見を出してください」と、出席者に発言を促します。しかし、資料が何も用意されていないので、出席していた20数名は顔を見合わせます。困ったマネジャーの1人が、「今年度までの状況を説明の上、部長ご自身がどう考えているか、まず聞かせてください」と声をあげました。 すると、部門長は、「私にはよく分からないんです
2人の開発者についての話があります。どちらも同じような専門で、同程度の知識と造詣がありました。スキルが上達するにつれ、1人は自分が知っているすべてのことをブログに書くようになりました。そのブログはすぐに人気が出て、大勢のファンを獲得し、Kickstarterのキャンペーンで数千ドルを獲得しました。 もう1人の開発者は、自分の学んだことを何1つシェアしないどころか、ほとんど誰にも話しませんでした。 この話で面白いのは、自分の知識をシェアしなかった開発者は、もう1人の開発者のブログを軽視しているということです。彼にとっては、そのブログは自分の知らないことを教えてくれてはいないので、役に立たないものでした。多くの人が自分が知っていることをまだ知らず、学びたいと思っていることに気付かなかったことが彼の失敗です。自分ほどの知識が無い人がたくさんいるという事実に気付いたことで、もう1人の開発者とは差が
Inc.:職場で自分を詐欺師のように感じたり、人から見かけほど専門的能力がないと思われるのを心配したりしている人は、精神分析医が呼ぶところの「インポスター症候群(詐欺師症候群、自分の能力や実績を認められない傾向のこと)」を患っています。あまり心地よいものではありませんが、心配し過ぎる必要はありません。全く珍しい病気ではないのです。 約7割の人は「自分はペテン師だ」といつからか感じており、 Tina Fey氏、 Maya Angelou氏、Sheryl Sandberg氏などのお手本となるような人たちでさえ、そのような経験があると認めています。例に挙げた人が全員女性であることにお気づきでしょうか。インポスター症候群は専門職をもつ女性に多く見られる症状なのです。 さらに専門家は、インポスター症候群は、自信を喪失しても平気な人よりも、聡明で有能な人に多い傾向にあると主張しています。したがって共通
どんなビジネスを始めたらいいかわからないけど、起業したいという相談を受けることがあります。そんなときに僕の経験からお話しするのは「穴をみつける」ということです。 僕は十数年前にお金について学びたいと思い、たくさんの本を読みあさり、セミナーにも散々でたのですが、求めている知識を得ることはできませんでした。自分が教わりたいお金について教えてくれる場所も書籍もなかったのです。 しかし僕と同じように知識を得たいと思っている人は他にもいるはず。であれば、学べる場所を自分でつくろうと思ったのが、ファイナンシャルアカデミーをつくった理由です。つまり穴をみつけたのです。 * この記事は、受講生21万人を超える日本最大級の独立系ファイナンシャル教育機関「ファイナンシャルアカデミー」代表の泉正人さんに、「お金」と「自由」をテーマに寄稿いただいたものです。 急成長企業にみる穴を見分ける嗅覚 簡単にいうとマーケテ
世界的な投資家ウォーレン・バフェット氏は、お金に関するシンプルなアドバイスで有名ですが、生産性や目標達成についてもヒントを与えてくれています。米サイト「Live Your Legend」のScott Dinsmore氏が、バフェット氏が友人(スティーブ)に、いかに目標を定め、達成するのかについて与えた助言について書いています。 「まず、この先数年、あるいは死ぬまでに達成したいことを25個書き出す。次に、その中で特に重要なものを5つ選んで丸をつけるように」 トップ5の達成計画を話し合ったあと、バフェット氏は尋ねました。「ところで残りの20についてはどうするつもりだい? 達成するためのプランはあるかい?」 スティーブ氏は自信を持って答えました。「たしかにトップ5が最重要ですが、残りの20も同じくらい重要です。だから、トップ5を達成する合間に、残りの20についても取り組むことにします。絶対ってわ
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