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IT業界と業界に関するmario272のブックマーク (2)

  • 人月商売に技術者を固定し続ける日本の危うさ

    情報処理推進機構(IPA)の『IT人材白書2014』によると、日IT業界技術者(IT人材)は81万9000人に達するそうだ。そのうち「受託開発ソフトウェア業」に従事する技術者の数は56万5000人。実に7割近くの技術者が単品モノのソフト開発を手掛け、その大部分が人月商売の多重下請け構造の中で仕事をしていることになる。 私は「記者の眼」で書いた記事で、SIerを頂点とするIT業界の構造的問題を数多く指摘した(関連記事: IT業界の人月商売、多重下請けがもたらす45の害毒)。この45の問題点については順次、「極言暴論」で詳細に検証していくつもりだが、今回は9番目に指摘した「膨大な数の技術者を付加価値が低い領域に固定することになる」について書きたい。 なぜこの話から書くかと言うと、多くの技術者がSIや受託ソフト開発という付加価値の低い世界に固定されていることは、IT業界だけでなく日の産業

    人月商売に技術者を固定し続ける日本の危うさ
  • [2015年問題4]クラウド時代に自ら変革、日本のSIにパラダイムシフト

    IBMは1999年にSI(システムインテグレーション)事業で2500億円を売り上げた。国内ベンダーも日IBMに対抗するため一気通貫のSIビジネスにチャレンジした。しかし思うような成果を上げられず、90年代半ばから見直しに着手。システム開発工程を2~3分割して受注するモデルに変えていった。全工程を仕様確定までとそれ以降、中堅SIerはシステム統合試験もベストオブエフォートの委任契約(ユーザー責任)とする(図1)。ただし全体を通して「参考見積もり」という文言を入れて、システム全体にかかる請負金額を提示する仕組みになっている。 可能な限りリスクを避ける方策だが、それでも業務ソフトの「設計・作成」は金額で全工程の60~70%に当たるため、円滑に運べばプロジェクト全体で20%の粗利を得られる。そこから販管費を差し引き7~8%の営業利益率を狙うのが一般的なモデルだった。 しかしこの利益率では、シ

    [2015年問題4]クラウド時代に自ら変革、日本のSIにパラダイムシフト
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