ご当地ナンバーというのがあります。昨年から、東京では世田谷ナンバーや杉並ナンバーというのが生まれました。車のナンバー名称の変更よりも、もっと先にやって欲しいことがあります。 それは、駅名や地名の戦略的ネーミングです。 ご当地ナンバーは、エリアの知名度やブランド力を上げて、住民の満足度を高めるのが目的のようですが、思い通りにはなっていないようです。例えば、世田谷区民は品川ナンバーから世田谷ナンバーに変わる訳ですが、練馬ナンバーから変わって喜んでいるのとは対照的に、住民の評判は芳しくありません。訴訟沙汰にさえ、なっているようです。 理由は明確です。「杉並>練馬」ですが、「品川>世田谷」ですから、ブランド力が下がる、ご当地ナンバーへの変更はやめて欲しいと思うからです。 そんな、意味のないご当地ナンバーよりも、変更を真剣に検討して欲しいのは、駅名です。写真は東急の昔の路線図ですが、現在の学芸大学駅