65歳の定年時にいくらの貯蓄があったら安心か、現在45歳のビジネスマンの世帯を前提に試算したのが図の計算式。65歳の定年後は毎月の年金収入で平均余命まで暮らすことを前提に、税金や社会保険料の支払い、総務省の「家計調査年報」に基づいた各年代の消費支出などで足りない分を補うための固めの数字を示した。しかし、子どもの進学などで物入りの時期を迎えたりで、「これだけ貯蓄ができるのか」と不安に思う人がいるはずだ。 有利な条件の住宅ローンへの借り換え、生命保険の見直しなど、日々の生活にかかわる固定費を下げることで、貯蓄に回すお金を捻出する方法は確かにある。しかし、消費税のアップが必至ななか、そうしたやりくりもどこかで限界を迎える。 いま一番必要なことは自分たちのライフスタイルを見直し、意識の転換を行っていくことである。たとえば、時間を潰すために、喫茶店に入ってコーヒーを飲んだり、買い物をしたりすることが
2014年初秋。横浜のみなとみらい駅で、私はあたりをきょろきょろ見回していました。「田島麻衣子さんって、どんな人なんだろう」。企画を形にした編集者から引き継ぎ、原稿とメールを通じてすでにコンタクトを取っていたものの、本物の田島さんに会うのはこれが初めてだったのです。 正直に言います。田島さんと実際に会うまで、私、びびってました。 「大学時代、英語を自ら編み出した方法でマスター」「大学3年で初留学」「世界四大会計事務所の1つに勤務」「イギリスの大学院へ留学」「2006年より国連勤務」――田島さんの原稿を読んでいると、彼女のこれまでの人生が浮かび上がってきます。自分の夢に向かって努力を重ねてきた人の、とてつもなく熱量の大きな原稿と、私はちゃんと正面から向き合えるだろうか。田島さんと、同じ方向を向いて一緒に走れるだろうか。そして、今まで韓国語や英語の学習書しか作ったことのない私が、ビジネス書を編
「応用ソフトウエアに心配はない。これから米国をしのぐものができても不思議ではないと思う。人件費が安い。普通の事務処理用プログラム1ステップの値段は日本は200~300円だが、米国では5ドル(1800円)につく。したがって輸出のチャンスにも恵まれる」 日経ビジネス創刊号(1969年10月号)の『日本のソフトウエアはここまで来た』という記事にこの一節があると、日経コンピュータの原隆記者が書いていた(『iPhoneを買ったら偽物だった』)。 原記者がiPhoneの偽物をつかまされた下りは楽しく読んだものの、冒頭の引用文が出てきた所で考え込んでしまった。筆者は記者活動30年目に入る本年、ソフトウエアについて書くと年初に宣言した(『ソフトウエア、それが問題だ ~ Software matters』)。国際競争力の話は避けて通れない。 『日本のソフトウエアはここまで来た』という記事から45年経ち、日本
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く