ランジェイ・グラティ(Ranjay Gulati) ハーバードビジネススクール教授。専門は経営管理。同校にて組織行動部門長を務め、主にエグゼクティブプログラム(Advanced Management Program)にて教鞭をとる。近年は、不測の事態にも対応できるリーダーシップと戦略について研究を進めている。フォード、GE,日立製作所、本田技研工業、IBM、マイクロソフトなど世界的大企業のコンサルタントとして活躍。共著書に「Leading Sustainable Change: An Organizational Perspective」(Oxford University Press, 2015) 「Management, Preliminary Edition」 (Cengage Learning 2012). 最新の寄稿論文に「How Other Fukushima Plant Su
遙から いろんな場所に顔を出していると、衝撃的というと大げさだが、少なくともショッキングな現実の顔を見る機会がある。そのひとつにフェミニストカウンセリングというのがあった。創設20周年式典に顔を出した。 貧困の中身が変わった 創成期に尽力した60代の女性が語る言葉が印象的だった。「もう60代を超えると今の時代の女性の困難というものを身近なものとして感じにくい。次世代に期待したい」というものだった。その女性の語る現代の女性の困難のひとつが、"貧困"だという。 貧困の中身が変わった。昔はDV夫から着の身着のままで逃げてきた結果の貧困。あるいは、夫が作った借金に追われての貧困。貧困の背景には"家族"がいた。 だが、今の貧困は単身女性にある。夜には気絶するほど働いて、それで月12万円。贅沢品を買う買い物依存からくる金欠ではなく、働いても働いても生活できない貧困。これをどう救えばいいのか。 また、性
その昔、完璧主義がもてはやされた時代がありました。ところが、生産的な人たちは、完璧よりも「及第点」こそベストであることを学びます。確かに、歯ブラシ選びのように、小さな決断には及第点で十分でしょう。でも、人生を左右するような選択において、完璧を目指すことはそんなに悪いことなのでしょうか? 「The Atlantic」に妥協が人生の幸福度と満足度を高めるとする記事が掲載されました。そのような人を心理学では「満足者」と呼びます。一方、常に最良の選択肢を求める人は、「追求者」と呼ばれます。追求者は、すべての決断に最大限の効果を求めるため、疲弊してしまいます。 それに、「もっといい選択肢があったのではないか?」という感覚に常にさらされています。仕事でも人間関係でも、及第点で満足できれば、ストレスが軽減されてハッピーになれるのです。でも、それも度が過ぎれば悪影響をもたらします。 「満足者」は、「追求者
米オークリッジ国立研究所は2015年4月15日、次世代スーパーコンピュータ「Summit」の導入計画を明らかにした(写真1)。2017年までに導入し、2018年から運用を始める。
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