どんなサクセスストーリーにも「予期せぬ幸運」が付きものです。ベストセラーになっている伝記を何冊かザッと見るだけでも、「ブレイクした」「チャンスが訪れた」「思いがけないことに遭遇した」ことで、成功を掴んだ人がいかに多いものです。 求められていない、意図的でない、思いもよらない、幸運な偶発的に起こった出来事や経験。 それが「セレンディピティ」です。 単なる「幸運」と思われがちですが、心の準備をしておくことでセレンディピティが起こりやすくなります。今回は、セレンディピティを起こりやすくするちょっとした心がけを紹介していきましょう。 セレンディピティは単なる幸運ではない 「セレンディピティ」という言葉は、『セレンディップの3人の王子(The Three Princes of Serendip)』というペルシャの童話を読んだ18世紀のイギリスの作家Thomas Walpoleによりはじめて使われまし
人生を変える行動科学セルフマネジメント~自分を変化させるたったひとつの方法 【本の概要】◆今日ご紹介するのは、「行動科学マネジメント」でお馴染みの石田 淳さんの最新作。 当ブログでは、過去石田さんのご本を何冊かご紹介してきていますが、その中でも比較的実践しやす1冊だと思います。 アマゾンの内容紹介から。1日3時間「変わりたい」と思っても、あなたは何も変わりません。でも、1日に5分ずつ行動起こせば、人生は確実に変わっていきます。人生は「今日の行動」の集積。科学的アプローチで、「意志」ではなく「行動」に変化を起こさせる。それが「行動科学セルフマネジメント」です。 人生を変えたいアナタにオススメです! いつも応援ありがとうございます! 【ポイント】■1.「意志」ではなく「行動」にフォーカスする 意志が強ければ、人一倍努力できるし、感情も抑えられるし、ダイエットも禁煙も成功できるのだから、まずはそ
IQTELL's Productivity Blog:知識は「力」です。変化するための力であり、正しいことを成すための力であり、生産性を向上させる力でもあります。 私は何年間も生産性の敵と戦ってきました。きっと誰もが苦しい戦いを続けているはずです。敵をよく知らなければ、戦いには勝てません。敵はどこからやって来るのか、どうやって倒せばいいのかを理解してください。生産性を殺す14の刺客を知り、退けるための方法を知りましょう。 1番目の敵:「気晴らしと妨害」をコントロール 気晴らしと妨害はどこにでもあります。これらをうまくコントロールできないと、毎日の生産性は損なわれます。気晴らしや妨害のコントロールの扱い方を覚え、生産性をキープしてください。GTDの父・David Allen氏もそうしています。 (関連記事:集中できないと悩んでいる人が注意すべき4つのポイント) 2番目の敵:「無計画」で進める
トレンドマイクロは2013年8月19日、同社がまとめた「2013年上半期のセキュリティ脅威動向」を発表し、報道機関向けに説明会を開催した。同社は「Web改ざんと不正アクセスが急増し、オンライン銀行を狙った攻撃が日本でも台頭している」とし、注意を促した。 登壇した同社セキュリティエバンジェリストの染谷征良氏は、特筆すべき脅威として「モバイルOSの脆弱性に対する攻撃」「オンライン銀行詐欺ツールを利用した攻撃の本格化」「ミドルウエアの脆弱性を悪用した攻撃の増加」「Web改ざんの急増とアカウントリスト攻撃の台頭」を挙げ、それぞれの脅威を説明した(写真1)。 モバイルOSをねらった攻撃は年々増加しているが、2013年上半期は特に急増したという。中でも不正アプリは、前年同期比70倍の71万8000個が確認された。6月にはAndroid OSの脆弱性を利用して攻撃する不正アプリ「OBAD(オーバッド)」
1958年生まれ。横浜市立大学大学院経済学修士課程卒業。東洋経済新報社で、『金融ビジネス』編集長、『論争東洋経済』編集長を歴任。2001年10月、特定非営利活動法人言論NPOを立ち上げ、代表に就任。その後、選挙時のマニフェスト評価や政権の実績評価、東アジアでの民間対話など、様々な形で議論を行っている。また、2012年3月には、米国の外交問題評議会(CFR)が設立した世界23カ国のシンクタンク会議「カウンシル・オブ・カウンシルズ(CoC)」の日本代表に選出。 言論NPO工藤泰志「議論の力」 言論NPOは、今年で設立から12年。日本の主要課題に対して建設的な議論や対案を提案できる新しい言論の舞台をつくろうと活動を始めた。同代表の工藤泰志が、数多くの有識者たちとの議論を通じて感じ取った日本の課題に切り込み、議論の力で強い民主主義実現をめざす。 バックナンバー一覧 無視できない重大な変化を 物語る
1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授、法政大学大学院教授などを経て、2022年4月から現職。著書は「下流にならない生き方」「行動ファイナンスの実践」「はじめての金融工学」など多数。 今週のキーワード 真壁昭夫 経済・ビジネス・社会現象……。いま世の中で話題となっているトピックス、注目すべきイノベーションなどに対して、「キーワード」という視点で解説していきます。 バックナンバー一覧 毎年蒸し返される靖国参拝問題の本質 中国、韓国のわが国に対する関心の高さ 毎年、8月15日の終戦記念日になると、「一部の閣僚が靖国神社に参拝した」、あるいは「参拝しなかった」というニュースを、各報道機関が取り上げる。それに対して、決まって中国や韓国から強い
1967年、岐阜県大垣市生まれ。2006 年からフリー。主に人事・労務分野で取材・執筆・編集を続ける。著書に『あの日、負け組社員になった・・・』『震災死 生き証人たちの真実の告白』(共にダイヤモンド社)や、『封印された震災死』(世界文化社)など。ウェブサイトでは、ダイヤモンド社や日経BP社、プレジデント社、小学館などで執筆。 悶える職場~踏みにじられた人々の崩壊と再生 吉田典史 企業で働くビジネスマンが喘いでいる。職場では競争原理が浸透し、リストラなどの「排除の論理」は一段と強くなる。そのプロセスでは、退職強要やいじめ、パワハラなどが横行する。最近のマスメディアの報道は、これら労働の現場を俯瞰で捉える傾向がある。 たとえば、「解雇規制の緩和」がその一例と言える。事実関係で言えば、社員数が100以下の中小企業では、戦前から一貫して解雇やその前段階と言える退職強要などが乱発されているにもかかわ
満足度★★★★ 付箋数:25 著者の石井琢磨さんより献本いただきました。 ありがとうございます。 あなたは、付き合っている彼女から「そろそろ結婚も考えて」と 結婚を求められました。 しかし、あなた自身はまだ結婚するつもりはありません。 また、彼女と別れるつもりもありません。 こんな時、あなたはどのように彼女に答えますか? ここでやってはいけないのは、「結婚」というキーワードを 使って答えること。 結婚という言葉を使ってしまうと、どちらか一方は、 納得できない状況を受け入れてしまうことになります。 対応のポイントは、「抽象化」を使って、 広い概念で合意して、具体的な話をしないことです。 石井さんが示す模範解答は、次の通り。 「オレはお前と幸せになりたいと思っているよ」 「幸せ」という根本的な目的に同意を示し、 「結婚」という具体的な話への回答は先送りするのです。 さて、本書には、このようなや
マーケティングや戦略の議論をするときに頻出する言葉の代表的なものとして「コンセプト」「ドメイン」「ポジショニング」があります。今回は、この3つの言葉の意味をセットで考えてみましょう。 3つの言葉の中でも、「コンセプト(concept)」は特によく使われると思います。例えば上司と新商品に関する話をしているときに「その商品のコンセプトは何?」と問い詰められた経験がある人も多いことでしょう。 そのようなときには、対抗策として「コンセプトって何ですか?」と聞き返してみるのも手。「コンセプトとは何か?」をスラスラと解説できる上司は滅多にいないと思います。 この問いに答えることは、とても難しいのです。なぜなら、コンセプトは「~とは何か」を言葉にしたもの。だから「コンセプトとは何か?」という問いは、「『~とは何か』とは何か?」という自家撞着になってしまいます。 永遠に終わらない堂々巡りが始まって、別の意
前回に続いて今回も取り上げるのは―― リタ・マグレイス 「知的失敗」の戦略 (ハーバードビジネスレビュー2011年4月号、邦訳ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー、2011年7月号) ポール・シューメーカー&ロバート・ガンサー 「意図した失敗」のすすめ (ハーバードビジネスレビュー2006年6月号、邦訳ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー、2007年4月号) 「失敗をせずに成功はできない」という前提 今回取り上げた2つの論文は、片方が「知的失敗」と言い、もう片方が「意図した失敗」と言っており、ニュアンスおよびメッセージは若干違います。ただ、一致した前提は、「今の世の中で、失敗をせずに成功はできない」ということです。 もちろん常に2番手で、どこかが成功してからマネをするという「コバンザメ」的方法がないわけではないですが、それとてうまくいくかどうか分かりません。さらに言えば、結局他者のまね
本連載では米ビジネススクールで助教授を務める筆者が、世界の経営学の知見を紹介して行きます。 さて、最近はとかく「グローバル」という言葉をよく耳にします。メディアでこの言葉を見ない日はありません。「グローバル化」とか「グローバル企業」とか、最近は「グローバル人材」という言葉も流行っています。 正直、これらの言葉にやや食傷気味の方もいるのではないでしょうか。その理由の1つは、そもそも「グローバル化」とは正確に何を指すのか、「グローバル企業」はどのくらいいるのか、などの基本知識を我々が十分に共有していないからかもしれません。 実は、近年の世界の経営学では「グローバル企業はほとんど存在しない」という主張がされています。それどころか、これは学者たちのコンセンサスになりつつあると言ってよいかもしれません。今回は、なぜこのような議論が起きているかを紹介しましょう。 そもそもグローバル企業とは? そもそも
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