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rhel7に関するmario272のブックマーク (10)

  • 統一インタフェースOpenLMIで管理負荷を軽減

    「OpenLMI」は、Linuxサーバーの管理や監視をリモートから効率的に行うためのAPI(Application Programming Interface)を提供する管理ツールである。システム運用コストを下げるべく、Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL7)から新たに導入された。名前の由来は「Open Linux Management Infrastructure」からきている。 OpenLMIでは、ストレージ、ネットワーク、システムサービスなどの管理で従来利用していたmkfs、ip、service、systemctlといったコマンドが整理され、抽象化されたAPIを利用できるようになる。上記のような既存のコマンドは、基的に利用しない(図1)。詳細は後述するが、あらかじめシステムにインストールしておいたストレージやネットワークなどの管理エージェントを、OpenL

    統一インタフェースOpenLMIで管理負荷を軽減
  • 第1回 RHEL7をインストールしてみよう

    Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL7)では、インストーラーが新しくなるなど、インストールの手順が従来のバージョンから少し変わっている。ここでは実際に、RHEL7を導入する方法を紹介していく*1。RHELは、30日間の評価用サブスクリプションも提供されている。ぜひこの機会に、新しくなったRHEL7の環境に触れてみてほしい。 *1 より詳細なインストール方法については、RHEL7のマニュアルセットに日語化されたインストールガイドがあるので必要に応じて参照してほしい。レッドハットのカスタマーポータルで「サポート」→「製品ドキュメント」→「Red Hat Enterprise Linux」のメニューをたどってダウンロードできる。 インストールの準備 (1)サブスクリプションを入手する みなさん、RHELのサブスクリプションはお持ちだろうか?RHELをインストールするに

    第1回 RHEL7をインストールしてみよう
  • 新しいブートローダーのGRUB 2を搭載

    Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL 7)では、IntelとAMDの64ビット (x86_64)、 およびIBM Power System(ppc64)向けのデフォルトのブートローダーとして「GRUB2」(GRand Unified Bootloader version 2)を採用している。ブートローダーは、OS起動に先立つ処理を担当する、縁の下の力持ち的なプログラムである。地味な存在であるが、Linuxインフラエンジニアならぜひ習得しておきたい知識の1つだ。 GRUB 2は、RHEL 6で使われていたGRUBの上位バージョンに相当する。ただし、仕組みや設定方法がガラリと変わっている。この記事では、GRUBなら多少は知っているという人がGRUB 2の設定で「ハマる」ことのないよう、GRUB 2の概要や設定のポイントについて説明する。 GRUB 2は高機能なブート

    新しいブートローダーのGRUB 2を搭載
  • 第2回 firewalldの操作法とルールの設定法

    firewalldの操作やルールの設定法などについて紹介していく。 まず、firewalld自体を起動/終了したり、有効化/無効化したりする方法を示そう。RHEL 7では、サービス管理機構がSysVinitからsystemdに変わった(連載の[起動処理編]を参照)。それに伴い、firewalldの起動や終了といった操作には、他のサービスと同様にsystemctlコマンドを用いる。 【起動】 # systemctl start firewalld [Enter] 【終了】 # systemctl stop firewalld [Enter] 【有効化】 # systemctl enable firewalld [Enter] 【無効化】 # systemctl disable firewalld [Enter] 設定で大切な2つのポイント firewalldの設定は、GUIとCUIのいずれ

    第2回 firewalldの操作法とルールの設定法
  • 第1回 新ファイアウォールのfirewalldとは

    Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL 7)では、デフォルトのファイアウォールとして「firewalld」が採用された。firewalldはその名称通り、ファイアウォールを実現するサービス(デーモン)である。 これまで利用されてきた「iptables」「ip6tables」と、バックエンドのパケットフィルター(Linuxカーネル内のnetfilter)および、バックエンドのパケットフィルターに対してルール群(テーブル)を設定するコマンド(iptables)が同じなので、少々紛らわしいかもしれない(図1)。 firewalldとiptables/ip6tablesとの違いは大きく2つある。1つはfirewalldがダイナミックに動作すること、つまり動的にファイアウォールのポリシーを変更できる点。もう1つはfirewalldには「ゾーン」と呼ぶ新しい概念が導入されている

    第1回 新ファイアウォールのfirewalldとは
  • 第2回 Dockerイメージでアプリケーションを実行

    前回は、Dockerの導入方法を紹介した。ここからはDockerによる簡単なアプリケーションの実行方法や、アプリケーションを組み込んだカスタムイメージの作成と配信方法を解説していく。まずは、図8のに示したpythonコマンドでのWebサーバーの実行方法から説明しよう。 # docker run -v /usr/sbin:/usr/sbin -v /usr/lib64:/usr/lib64 -v /usr/bin:/usr/bin -w /etc -d -p 8080:80 rhel /bin/python -m SimpleHTTPServer 80 # docker ps CONTAINER ID IMAGE COMMAND CREATED STATUS PORTS NAMES 7f71d5c36828 registry.access.redhat.com/rhel:latest /bi

    第2回 Dockerイメージでアプリケーションを実行
  • 第4回 XFS利用時のチューニング

    今回は、XFSを利用する際のチューニングについて説明する。ディスクパーティションのフォーマットやマウントの際に適切な設定を施すことで、ファイルシステムのパフォーマンスを最適化できる。以下では、「XFSのサイズ拡張」「inodeサイズの変更」「barrierの無効化」の3つについて、順に解説していこう。 XFSのサイズ拡張 XFSでアロケーショングループ(AG)の個数が非常に多く(数百以上)なると性能が劣化する場合がある。通常問題になることはないが、運用中にXFSのサイズを継続的に拡張しながら利用する場合には注意が必要となる。 XFSのサイズ拡張時は、xfs_growfsコマンドでサイズを追加する。XFSを縮小することはできない。xfs_growfsでの拡張はファイルシステムをシステムにマウント(mount)した状態でのみ可能で、必要に応じて自動的にAGが追加される。 mkfs.xfsは初期

    第4回 XFS利用時のチューニング
  • 第2回 XFSの高速化と高可用性を実現する4つの特徴

    前回、XFSの技術上の特徴として、(1)複数ブロックにまたがるメタデータのB+ treeデータ構造、(2)エクステントを単位としたブロック管理、(3)遅延アロケーションによるブロック割り当て、(4)ジャーナリングによる障害からの高速な復旧、──の四つを挙げた。以下では、それぞれの特徴を詳しく解説していこう。 (1)複数ブロックにまたがるメタデータのB+ treeデータ構造 B+ treeデータ構造は、ツリー状のインデックス情報を持つブロックと、リーフ(ツリーの末端)に対応するデータを格納するブロックからなる*3。このデータ構造は、ランダムアクセスとシーケンシャルアクセスの双方で良い性能を発揮する。ツリーの深さを増やすことでデータサイズの変更にも柔軟に対応する。このデータ構造はディスク上のデータ管理に優れており、多くのファイルシステムやRDBなどで採用されている。 ext系のファイルシステム

    第2回 XFSの高速化と高可用性を実現する4つの特徴
  • 第1回 高性能、高可用性備え進化するXFS

    Red Hat Enterprise Linux 7(RHEL7)でデフォルトのファイルシステムとなった「XFS」は、米SGI(Silicon Graphics International)社が同社のUNIX系OS「IRIX」用に開発したファイルシステムである*1。1993年の開発開始から20年以上の歴史を持つ。Linuxには2000年ごろから移植され、ストレージ製品などで使われてきた。現在ではXFSの主要な開発者の何人かは米Red Hat社の社員となっており、開発の中心はRed Hat社が担っている。 Red Hat製品においても、XFSは2009年からRHEL5およびRHEL6のアドオン製品「Scalable Filesystem Add-on」として販売されている。また、RHELベースのSoftware Defined Storageである「Red Hat Storage」の基盤技術

    第1回 高性能、高可用性備え進化するXFS
  • 第3回 コマンドラインでNetworkManagerを利用

    ネットワーク設定や管理における大半の作業は、nmtuiやnm-connection-editorによる対話作業で用が足りるだろう。しかし、設定作業を自動化するとき(例えば、kickstartファイル内で利用する)など、非対話的に設定したいケースもある。ここでは、そうした際に利用できるCLI(コマンドラインインタフェース)のツールであるnmcliの使い方を説明する。 nmcliは豊富な機能を備えたコマンドであり、操作対象とサブコマンドを指定して利用する。構文は次の通り。 [root@rhel7rc ~]# nmcli connection show help [Enter] Usage: nmcli connection show { ARGUMENTS | help } ARGUMENTS := [--active] List in-memory and on-disk connectio

    第3回 コマンドラインでNetworkManagerを利用
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