小保方晴子氏が手記「あの日」(講談社)を出版した。講談社内でも一部の人しか知らなかったという手記の出版が明らかにされたのは1月27日。発売の前日だった。メディアに一切登場しない小保方氏が何を訴えるのか。本はベストセラーとなった。初版5万部は瞬く間に売れ、増刷されたという。
ゲーリーも帰ったようですので、アメリカの話に戻ります。 その1では、短期の株式や為替相場の上下動ばかりに気を取られると、先行きを見誤る可能性があるということを指摘しました。 その2では、原油価格の下落がアメリカ経済にマイナスの影響を及ぼすという、これまた相場の反応でしかないことに気を取られると、本来のメリット・デメリットの計算を間違えるという指摘をしました。そして様々な憶測が流れているシェール関連企業のジャンクボンド市場の崩壊が、まるでリーマンショックの再来だという意見を、数値でそんな大きなものではないと示しました。さらに、そもそもジャンクボンドとは、デフォルトする可能性が高いからジャンクだ。投資家はそれを知っていて、あえて買っているジャンク投資家だから、政府は救済などしないし、経済全体がおかしくなるほどのことはないと申し上げています。 今回は、それでもシェール産業はアメリカにおける有望な
130人の死者を出したパリ同時テロから約4カ月。欧州が再び緊張に包まれている。 3月22日、午前8時ごろ。ベルギーのブリュッセル国際空港メインターミナル3階のチェックインエリア2カ所で、立て続けに爆発がおきた。アメリカン航空のカウンター付近で大きな爆発音が響いたかと思うと、その直後に、数メートル離れた出口近くのスターバックスコーヒー前で轟音が続いた。 いずれも、爆弾を満載したベストをまとった黒服の男が自爆したと見られている。爆発する間際、銃声とアラビア語で叫ぶ声が聞こえたという目撃談もある。11人が死亡、80人以上が負傷した。 約1時間後の9時15分。今度は首都ブリュッセルの中心部で爆発が起きた。EU(欧州連合)本部の入るビルなどが集積する一帯にある地下鉄マールベーク駅。駅を出発した直後、列車の中ほどの車両で爆音が響いた。異変に気づいた運転士はすぐに列車を止め、先頭と最後尾の乗客を避難させ
デフレは貨幣現象、金融政策で変えられる 年始からの歴史的な金融市場に翻弄され、「アベノミクス信者」に変化が現れている。中国をはじめ海外経済の減速を前に「日本のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は悪くない」と冷静に装ってきたが、いまだ低空飛行を続ける個人消費を目の当たりにして動揺が走っているのだ。「円安・株高→企業収益の改善→雇用・所得環境の向上→消費の回復……」という経済の好循環シナリオに狂いが生じ、首相ブレーンからもアベノミクスの「誤算」を認める声が漏れ始めている。 「今から言うと、言い訳に聞こえるかもしれないが、ここまでひどいとは思わなかった」 アベノミクスの生みの親である首相の経済政策ブレーンの1人はこう打ち明ける。そもそもアベノミクスの根幹にあったのは「デフレは貨幣現象であり、金融政策で変えられる」というものだ。だが、実際は理論通りにいっておらず、各種の経済指標が発表されるたび
大祓詞は、毎年6月30日と12月31日に行われる大祓という神事であげられるものです。6月の大祓では、罪や死、悪い行いといったものに接して生じた心身の汚れを祓うのと同時に、大晦日の大祓までの無病息災を祈願します。参拝者は、神社からもらった人の形に切った紙「形代(かたしろ)」に自分の名前・年齢・住所などを書き、頭・胸・腕など自分の気になる部分にこすりつけ、三度息をふきかけることで心身の汚れを形代に移し、自分の身代わりとして神社におさめます。 神社におさめられた形代は、お焚き上げしたり、海や川に流したりします。形代を神社におさめた参拝者は、「水無月の夏越の祓ひする人は千歳(ちとせ)の命延ぶと云ふなり」という無病息災を祈る古歌を唱えながら、∞(無限大)のマークを書くように左まわり・右まわり・左まわりと茅の輪を三度くぐり抜けてから神前に進み、大祓式へ。
覚せい剤取締法違反の罪で起訴された清原和博被告が3月17日に保釈された。2月の逮捕後、「芋づる式に有名人逮捕者が出る」とも報じられていたが、現時点で大物逮捕の続報はない。元検察官は「それもそのはずだ」という。一体、なぜなのか。 この先、清原被告は薬物依存から抜け出せるのか。高校時代のKKコンビの輝かし過ぎるほどの活躍をリアルタイムで見てきた筆者は、どうにか立ち直ってほしいとの思いが強い。だが、薬物依存からの復帰はそうたやすくはないだろう。 というのも、薬物依存はれっきとした精神疾患だからだ。2月の逮捕を受けて、筆者は薬物依存症研究の第一人者の医師にインタビューを行っており、薬物依存症の実態について、詳しく知ることができた。 覚醒剤を使い始めるきっかけは人によって様々だが、最初は多くの場合、使い方のコントロールができている。けれどそのうち依存性が高まって、コントロールが利かなくなり、止めたく
映画『マネー・ショート 華麗なる大逆転』は傑作だった。この映画は、サブプライム・バブル崩壊を予想した男たちが、いかに空売りを仕掛け、苦悩し、そして売り抜けて大儲けしたかを描いたものだ。 米国ではサブプライム・バブル崩壊の前まで、住宅市場に湧いていた。そこでは低年収の人たちでも、たやすく住宅ローンが組め、かつ住宅価格が上昇していたから売却して利ざやまで稼げた。金融屋は、それらリスク債権を複合的に組み合わせることで、リスクをヘッジし(ているように思い込み)、住宅バブルを拡大していった。 希代の変態はサブプライム・バブル崩壊のあと、水に投資する そんな中、同映画に出てくる主人公たちは、住宅ローン返済の焦げ付きが目立ってきたことや、街のストリッパーが5軒の家を持ちうる異常さに気づき、巨額の空売りという大勝負に出る。 この映画は、金融商品のディテールや市場崩壊のメカニズムにまで踏み込んでコミカルに描
『60万人が結果を出した「ネイティブ思考」英会話トレーニング』(ダン上野Jr.著、あさ出版)は、前著『60万人が結果を出した「ネイティブ思考」英語勉強法』に続く新刊。勉強メソッドを中心に解説された前著に対し、今回はトレーニングに重点を置いているのだそうです。 きょうはそのなかから、本書の基本的な学習理論だという「SIM方式」について詳しく解説されたChapter 1「なぜネイティブ思考法」で驚くほど会話力が伸びるのか」に焦点を当ててみましょう。 英会話は受験テクニック中心の勉強では上達しない ・いろいろな教材で勉強したのに、なかなか英語が話せない ・リーディングはできるけれど、リスニングになるとまるでダメ ・仕事でネイティブと話す機会があるが、コミュニケーションに相当な不安がある 著者によれば、こうした悩みを持つ人が多いのは、大半の日本人が「間違った方法で英語を勉強している」から。つまり、
そこまで頻繁にはありませんが、就職の面接で失敗に関する質問をされると困惑します。そのような質問に、未来の雇用主を逃さないよう気を配りながら、誠実に答えるにはどうすればいいのでしょう? 自分のことを印象付けたい、けれど失敗したことについて詳しく話さなければならない、というなかなか手強い状況です。このようなときは、まず落ち着きましょう。「そうですね、少し考えさせてください」というようなことを言いながら、深呼吸をします。それから少し考えて、以下の4つの手順で話を進めていきます。 1. 本当にあった失敗を選ぶ まず、どの失敗について話すかを決めます。大学のゼミの成績で一度Bを取った、というような話でお茶を濁そうとするのはやめましょう。正直に話しつつ、同時に、自分が応募している仕事に関する大きな失敗の話をするのは避けたいところです。面接官が仕事に関する失敗を指定してきた場合は、少なくともかなり前の話
IT Leaders トップ > 経営課題一覧 > CIOコンピタンス > 木内里美の是正勧告 > 劣化が止まらないビジネスIT、経営層、CIOは今こそ奮起を! CIOコンピタンス CIOコンピタンス記事一覧へ [木内里美の是正勧告] 劣化が止まらないビジネスIT、経営層、CIOは今こそ奮起を! 2016年3月23日(水)木内 里美(オラン 代表取締役社長) リスト 進化が続くITは、あらゆる産業に多大な影響を及ぼしているのは周知の通り。そんな状況下にも関わらず、企業ITはじわじわと悪化、劣化している。これを阻止できるのは経営トップとCIOしかいない。危機感を持って、いますぐアクションを起こさなければ、今後10年に多大な影響を及ぼすことになるだろう。 現場を離れてからも、筆者はずっとユーザー企業の立場から情報システムやITを客観視してきた。活動時間の半分くらいを費やしている社会活動も自らの
「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む) …ううむ、大変にややこしい。これは、日本の個人情報保護法における「個人情報」の定義の一部である。2016年1月に部分施行された改正個人情報保護法では、この定義に加え、生体認証データなどの「個人識別符号」を含む情報も加わった。 データ利活用ルールを議論する上でやっかいなのは、法律上の個人情報という概念が、実際に個人が秘密にしたい「プライバシー情報」と必ずも一致せず、時として大きく乖離してしまい、様々な混乱の温床になっていることだ。プライバシーインパクトがほとんどない案件で、個人情報保護法に抵触した企業が強い非難を浴びたり、逆に「個人情報保護法に抵触しな
(本記事は、「第3回 顧客ニーズをあれこれ考えても意味はない(前編)~それより先に知るべきことは?」からの続きです) 前回、筆者が実際にクライアントの事例を制作する中で、この「架空のニーズと、真のニーズ」「本当の使い道と、ありえない使い道」の隔たりを痛感させられる経験をしたことがあります、と書きました。今回はその具体的な例を解説します。 それは「ウィキ(Wiki)」を使った情報共有システム、『Confluence』の事例で、取材先は東京都下のある有名大学です(以下、L大学とします)。 商品の使い道は予想と全く違っていた 事例取材に行く前に、まずクライアントと打ち合わせをしました。そこで話題になったのが「いったいL大学は、ウィキを使って何をしているのだろうか?」という根本的な疑問でした。 製品パンフレットには、「ウィキを使って、企業内の情報共有をスピードアップします!」とうたっていました。し
「品質を上げよう!」 「コミュニケーションを良くしよう!」 などと、共通の目標を掲げてみんなで対策を練ったりすること、よくありますよね。でもこの時の「品質」って、別の言葉ではどう表現されるのでしょうか? 「コミュニケーション」って、日本語で言うと何と表されるのでしょうか? このように質問し、その場にいるメンバーの解釈を一人ずつ聞いていくと、これが意外とバラバラ!もう何カ月も一緒に仕事をしているメンバーなのにです。当人たちも、「私たち、こんなに解釈違っていたの!?」と驚きます。 テレビ番組の討論を聞いていても、ツイッターでのすれ違いのやり取りを聞いていても、同じようなことが結構起こっています。 そう、つまり、言葉の定義の違い、解釈の違いですれ違いが起こり、対立していることって意外に多いです。正確にいうと、定義の違い、解釈の違いで対立が起こっていて、本質的な議論にたどりついていないという状況で
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