新聞や雑誌をデジタル化し、放送波でテレビに配信したり、大量の雑誌をネットに配信し、関心ある記事だけを購入できるようにする産官学の紙メディア電子化プロジェクトが本格化している。企業や大学による協議会が9日に設立されたほか、来年早々には実証実験が相次ぎ実施される。 紙媒体の収益拡大のほか、放送波の新たな商用利用や、付加価値の高い受信端末の開発につなげる。 慶応義塾大学とフジテレビジョン、ネットベンチャーのネクストウェーブ(東京都港区)は、来年2月をめどに放送用の電波を使い、産経新聞社などの紙メディアのコンテンツをテレビに配信する実験を都内で実施する。放送波はインターネットと比べ、膨大なコンテンツを一斉配信することが容易なためだ。配信されたコンテンツは、無線で携帯電話やゲーム機に転送でき、将来的には紙媒体の新たな有料配信ビジネスにつなげたい考えだ。 総務省のIT産業振興プロジェクト「ユビキタス特
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く